ホテルオークラ札幌、2021年9月で営業終了し、新規の開業を計画中

　7月7日、（株）ホテルオークラ札幌は2021年9月をもって、同社の運営するホテルオークラ札幌の営業を終了すると発表した。
　同ホテルの前身は1980年設立の「ホテルアルファサッポロ」。建物の耐震補強工事が必要となっていたが、長期の休業を強いられることから、土地建物契約の終了に合わせて営業を終えることを選んだようだ。

　同社は札幌市内で新たに土地を取得し、ハイブランドのホテルを新規に開業することを検討している。

ホテルオークラ札幌　2021年9月 営業終了の案内（同社ホームページより）

　平素よりホテルオークラ札幌に格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。

　この度、当ホテルの土地建物契約の終了が決定いたしましたため、来年2021年9月に営業を終了することとなりました。
　営業終了日は2021年9月20日（仮）を予定しており、当日まで客室、レストラン、宴会場など全館従来通りの営業を続けて参ります。
　なお、日程は正式決定次第ウェブサイトにてお知らせいたします。

　ホテルオークラ札幌は一旦営業を終了いたしますが、オークラ ホテルズ ＆ リゾーツは札幌を重要な拠点と考えており、札幌に新たなオークラブランドのホテルを開業すべく鋭意検討を続けて参ります。

　2003年6月15日の開業以来、17年にわたるご厚情に心から感謝申し上げますと共に営業終了までの約1年3ヵ月、引き続き皆様のご愛顧を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

2020年7月7日
ホテルオークラ札幌