この記事は1年以上前に書かれたものです。現在とは内容が異なる場合がありますのでご注意ください。
クラブ会員4名が民事再生手続きを申請していたクイーンズヒルゴルフクラブに対して、福岡地裁は9月18日までにその可否を判断する。
同ゴルフ場をめぐっては内紛による経営者変更を経て過去に別の会員2名が民事再生法を申し立て棄却された経緯がある。今回の申請の前回の申請との相違点は、実状を知るクラブ委員4名による申し立てであることとほかのクラブ会員へ民事再生法に同意する嘆願書の提出を働きかけたことである。最終的に174通の嘆願書が集まり提出された。ほか、嘆願書を出していない会員のなかに永久債への同意撤回を求める会員や前回の民事再生申請に賛成した会員がいることを踏まえると、実質200名程度の会員が民事再生法の申請に賛成したと見られる。
民事再生開始決定か棄却か。経営権を死守したい創業者息子と特権を維持したい会員との争いは間もなく決着する。
関連キーワード
関連記事
2025年7月31日 15:35
2025年7月30日 16:00
2025年7月29日 10:25
2025年7月23日 11:30
2025年7月17日 10:15
2025年7月7日 13:00
2025年8月4日 12:00