東京での開発を加速、協業1号案件は新宿

大英産業(株)

つくる地所、大英産業(株)

つくる地所と業務提携

 総合不動産会社の大英産業(株)(本社:北九州市八幡西区、一ノ瀬謙二代表)はこのほど、取得を進めていた東京都新宿区山吹町の不動産開発用地の決済を完了した。

 当該用地は近年人気を集めている神楽坂エリアの北西に位置しており、東京メトロ有楽町線・江戸川橋駅から徒歩5分と、相応の交通利便性が確保されている。同社はRC造地上5階建の共同住宅を計画しており、11月ごろの着工、2027年11月ごろの竣工を予定している。

 大英産業は東京圏における不動産開発事業への参入を進めるなかで、つくる地所(株)(本社:東京都港区、山﨑聡史代表)と不動産開発事業に関する業務提携を締結。つくる地所では東京圏の不動産開発機会を創出する事業を担っており、開発可能な土地の創出・取得から事業企画・開発推進までを一貫して提供している。

 大英産業は「地域愛着経営」を掲げ、これまで主に九州エリアで分譲マンション・分譲住宅を中心に不動産事業を展開してきた。一方で、近年の不動産市場においては立地特性を踏まえた商品企画、建築コストや金融環境を含めた収益管理など、中長期視点での事業構築が重要度を増している。

 こうした環境下において、同社は不動産開発における事業機会の拡大を図るとともに、外部パートナーとの協業を通じた、より高度な企画・推進体制を構築することが有効であると判断し、つくる地所との業務提携を行った(業務提携の内容は【表】の通り)。

【表】業務提携の内容

 今回の東京都新宿区山吹町での開発は、同業務提携に基づく第一号案件であり、大英産業にとって東京圏におけるエリア戦略を左右する試金石でもあるため、動向が注目される。

【代源太朗】

関連キーワード

関連記事