一條好男の「まんまる通信」（17）海外の財産の守り方について

「いま何がないかより、いま何があるかで発想しよう」。
（斉藤茂太・精神科医） 

　皆さん、おかげさまです。

　2泊3日で社員数名と3回目の出雲大社参拝に行ってきました。　
　今月は神無月、日本全国よろずの神さまが800以上出雲大社に集まり、会合する月とのこと。　
　神頼みはしません。感謝の意を伝えます。自然と心が豊かになります。いつでもどこでも感謝の言葉を発していれば心豊かになるのでしょうね。 

　さて、「（一社） 海外財産を守る会」の3回目のセミナーもZoomを用いて、日本人がタイにお持ちの財産を守り、相続で日本に戻すための講座を開催いたしました。
　講師はラムチップ・パートナーズ国際税務会計事務所・所長税理士の宮原祐徳氏にお話しいただきました。

　宮原氏は日本とタイに事務所を持ち、日本人のタイ現地法人の税務や相続を経験しているため、リアルな相続問題を事例に挙げてノウハウを公開していただきました。

　日本人がタイのマンションを所有していると、相続においてはいったんタイの裁判所が預かるため、取り戻すための申請をすることになります。法人をお持ちの方の相続における自社株評価などについてもお話しいただき、意外と会社を経営されている方が多いことに驚きました。 

　しかし、タイは日本のように戸籍がないため法定相続人を証明することが必要であったり親族の取り分が違ったり、なかなか手間が掛かります。
　当然、相続の査定などは日本の法律である10カ月以内に間に合わないため、日本の税務署でも手続きが必要となります。加えて、タイにマンションをもっている方はほかの国にも不動産をもっていることが多いため、その国でも申請が必要となります。 

　このようなことを事前に、もしくは相続後に解決する組織として、弁護士230名、社員数1,200名、ベリーベスト法律事務所と同グループ会社の（税）ベリーベストと合弁で、「（一社） 海外財産を守る会」を昨年9月に発足しました。

　今年はコロナで活動が制限されているので投資家会員、専門家会員も無料で登録できます。 

＜無料会員の入会＞
海外財産を守る会　ブロンズ会員登録
（メルマガ配信・セミナー受講が無料）

　会員に登録すると、今回のタイのセミナーを期間限定で見ることができ、メルマガも届きます。いざという時に困らないよう、備えがあれば残された家族は助かります。
　海外財産を守る会に相談する際には、〇の会にスタッフにお声かけください。お繋ぎいたします。 

＜今後のセミナー開催予定＞
11月25日（水）午後3時から
「香港の財産を守る」
2021年2月17日（水）午後3時から
「フィリピンの財産を守る」 

　なお、12月4日に「〇の会望年会」を対面とオンライン（Zoom）のハイブリットで開催します。特別講師は、オタフクホールディングス（株）代表取締役・佐々木茂喜氏です。
　佐々木社長との会談を4～5人の経営者と行います。リアル参加定員50名、ズーム参加定員300名で行います。ぜひご参加ください（※リアルでの参加定員は満員となりました）。

　まだまだコロナで厳しい経済環境ですが皆で知恵を出し、勇気をもって前進して行きましょう。合掌。

＜追伸＞
　数人の会員さまに出雲大社参拝をしてきたと話をしましたら、〇の会として開催してくれれば参加したいとの要望をいただきました。
　開催するとしたら来年10月神無月に行います。ご参加の希望がございましたらご連絡ください。 

　ウェブセミナーには、ミーティング形式（※1）と、ウェビナー形式（※2）があります。 

※1　参加型のセミナーです。マイクとビデオをオンにしてご参加いただきます。

※2　講師のスピーチを一方的にご聴講いただきます（マイクもビデオもオフでご参加いただきます）。Q&Aはチャット（テキスト入力）にて承ります。 

＜問い合わせ先＞
（一社） まるの会
TEL：03-5908-9000
Mail：info@marunokai.co.jp