2024年05月12日( 日 )

ジャパネットが東京から天神ビジネスセンターへ拠点を一部移す

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 通信販売大手ジャパネットたかたを傘下に置くジャパネットホールディングス(長崎県佐世保市)が、東京の拠点機能の1部を福岡市の天神ビジネスセンターに移転させることが11日に明らかになった。また、これにともない博多リバレインモールでコールセンター業務を担うジャパネットのグループ会社も2021年9月に天神ビジネスセンターに移転するという。

 天神ビジネスセンターは「天神ビッグバン」の第1号案件であり、地上19階(高さ約89m)、地下2階建てで、延べ床面積約6万1,000m2のオフィスを中心とした複合ビルとなっている。(21年竣工予定)ジャパネットは、3階分、約7,000m2を入居スペースとして確保している。

 この移転により、東京に比べて通勤時間が短縮され、社員1人ひとりの作業スペースが大きく確保でき、働き方改革にもつながる見通しという。このジャパネットの移転が、東京から地方への拠点移転・分散に影響をおよぼすのか、注目される。

【河原 多聞】

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