2024年04月20日( 土 )

新体制スタートの西友(3)改革できるか?行き過ぎた本部集中仕入

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 新体制が取り組まなければならない課題の1つが地域のニーズへの対応だ。ウォルマートは経営権を掌握すると、子会社の地方スーパーを西友本社に統合し、それまで子会社ごとに行っていた仕入れを本部に集中した。

 九州では福岡市中央区平尾のサニー平尾店2階にあった商品部は生鮮部門を除き東京赤羽に移転した。かつて大勢の取引先で賑わったサニー本部はいま、西友九州事務所の看板がかかり、わずかな従業員がいるだけだ。

 地場での仕入れが多かった和日配まで東京に移り、地場業者は商談に赤羽までいかなければならなくなった。コスト高につくので東京に営業拠点のある鶏卵問屋は商談を東京で行い物流だけ九州で行うように切り替えた。小規模なこんにゃく業者は電話でやり取りしている。

※この記事は有料記事です。全文を読むには「流通メルマガ」の申し込みが必要です。
※「流通メルマガ」試読申し込みフォームはコチラ >>

流通メルマガのご案内

 流通メルマガは沖縄を除く九州地区の食品スーパー、ドラッグストア、ディスカウントストアなどの小売業の情報を、土日祝日を除く毎日タイムリーに配信しています。現在、1カ月間に限り、無料で配信させていただきます。無料試読希望者は、下記のメールフォームからお申し込みください。
※「流通メルマガ」試読申し込みフォームはコチラ >>

(2)
(4)

関連キーワード

関連記事