• このエントリーをはてなブックマークに追加
2021年05月28日 15:27

士業・師業支援のリーディングカンパニー、「専門家の総合支援」プラットホーム構築へ

(株)スタイル・エッジ 代表取締役社長 島田 雄左 氏

 (株)スタイル・エッジは東京と福岡にオフィスを構え、マーケティング・人材・ITを駆使することで、士業・師業といった専門家の総合コンサルティング事業を展開。創業以来、右肩上がりで成長を続ける同社の新たな代表取締役社長に福岡出身の島田雄左氏が就任した。島田氏は23歳の若さで司法書士事務所オフィス・ワン(現・みつ葉グループ)を立ち上げ、短期間で九州エリアのトップ事務所へと導いた実績をもつ。スタイル・エッジ社長に就任した経緯と今後の展望について島田氏に話を聞いた。

ご縁が成功へと導く

 ――代表取締役社長に就任した経緯からお聞かせください。

島田 雄左 氏
島田 雄左 氏

 島田雄左氏(以下、島田) スタイル・エッジは、私が創業したみつ葉グループとビジネスパートナーの関係にあります。もともとは、スタイル・エッジの現・代表取締役会長の金弘厚雄から8年ほど前に仕事を依頼されたことが始まりです。会食の場で私が「みつ葉グループをいつか司法書士法人のトップにしたい」と伝えると、会長(金弘厚雄)は「それなら東京にオフィスを出した方がいい」とアドバイスをしてくれました。それ以来、みつ葉グループとスタイル・エッジはビジネスパートナーとなり、今に至ります。

 その後、スタイル・エッジの規模拡大にともないIPO(新規公開株)も選択肢として捉えるなかで、会長(金弘厚雄)から「一緒に仕事をしよう」とオファーをいただき、2年ほどかけてスタイル・エッジの業務に従事してきました。そして、2020年6月に取締役となり、21年4月5日に代表取締役社長に就任しました。

 ――このたびの社長就任に限らず、短期間でみつ葉グループを九州エリアのトップ事務所に育て上げた実績もあります。その成功要因についてお聞かせください。

 島田 それはやはり「ご縁」に尽きると思います。私自身に何か秀でたものがあるとは思っていないですね。ですが、私の周りにいる人が、それぞれ得意分野をもっていて、それを駆使して私を支えてくれました。自分がやってきたことといえば、旗振りくらいでしょうか。改めて、スタッフの皆がいたからこそだと感じています。

2社の社長経験が財産

 ――スタイル・エッジの経営に携わるようになって、どのように感じられましたか。

 島田 それまでは創業者として自由に経営をしてきたわけですが、社長職として委任を受けていることを改めて実感しました。今までは一言で済んでいたものが誤解を招くこともあり、ステークホルダーの方々と調整を図る機会も増えました。従来と同じ認識や感覚では、スタッフを率いていくうえで障壁となってしまう可能性があることを初めて知りました。なぜなら、私には創業社長の経験しかなかったからです。

 まずはクライアントやスタッフ、パートナー企業との信頼関係を構築し、成果に反映させていくことがすべての基盤になるのだと痛感しました。このことが、この2年間で一番大きな学びであり、自分自身が新たに成長できた点だと思います。「創業者としてのステークホルダーとの関わり方」、そしてスタイル・エッジで学んだ「社長職としてのステークホルダーとの関わり方」のどちらも経験できたことは、私の人生の大きな財産です。

 ――スタイル・エッジ代表として今後どのように舵を取っていくのでしょうか。

 島田 今後はマーケティング、人材、ITなどを駆使した「専門家の総合支援」のプラットホームをつくっていきたいと思っています。専門家である士業・師業の方々は、とかく集客面を苦手とされているケースが多く、せっかくの専門知識を生かせず、事務所の経営に苦労されていたりします。本来、士業・師業の方々にとっては、クライアントの課題解決に集中できる環境にあることが理想です。その実現のために私たちは、案件獲得に向けたウェブマーケティングによる集客支援など、事務所の経営をより良くするためのサポートをしていきたいと考えています。

 また近年、クライアントの法律事務所には、交通事故や相続、そして債務に関するお悩みが多く寄せられるようになっています。このような現状を通じて、私が強く感じたのが、多くの方々がお金について何かしらの問題を抱えているということでした。たとえば、保険の選び方1つを見ても、お金に関するリテラシーを学ぶ場がないことが大きな要因だと感じました。よく考えてみれば、お金に関することを学校では教えてくれません。そうしたこともあり、昨年8月に『人生で損しないお金の授業』(税務経理協会)を出版しました。また、いざという時に安心できるように、債務に関する相談から解決までをワンストップで行えるプラットホームの構築が求められていることもあり、士業などの専門家を通じて私たちはそれを実現したいと考えています。

 23歳で起業し、もうすぐ9年が経ちます。20代のころは周囲の人が手助けをしてくれていましたが、30代になると本当の実力が露呈します。そんなとき、「自分の能力ってなんだろう」と疑問をもってしまうことがしばしばあります。成果を出すには、粛々と1つひとつ目の前にある課題をクリアしていかなければと思っています。コンテンツの拡充はもちろん、弁護士をはじめとする専門家とのつながりの強化や人材育成など、現状に満足せず、日々邁進していきたいです。

【杉町 彩紗】


<COMPANY INFORMATION>
代表者:金弘 厚雄(代表取締役会長)
    島田 雄左(代表取締役社長)
所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-11(東京オフィス)
    福岡市中央区天神1-1-1(福岡オフィス)
設 立:2008年6月
資本金:3,000万円
TEL:03-5361-7457
URL:https://styleedge.co.jp


<プロフィール>
島田 雄左
(しまだ・ゆうすけ)
1988年生まれ、福岡県出身。中央大学卒業後、大手通信会社の代理店法人営業部に勤める。2012年に司法書士試験に合格し、司法書士事務所オフィス・ワン(現・みつ葉グループ)を開業、13年に法人化。20年6月に(株)スタイル・エッジ取締役、21年4月に代表取締役社長に就任した。YouTubeやTwitter(@shimadayusuke66)でも法律、仕事、マネーリテラシーなどさまざまな情報を配信中。著書に『家族信託の教科書』(税務経理協会)、『人生で損しないお金の授業』(同)。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

     

トップニュース

2021年06月19日 06:00

さらば、新自由主義~2度目の「焼け野原」から立ち上がるために(6)NEW!

 しかし、社会において人的資本としての存在意義しか与えられない以上、人々は「自分の活動や人生設計を自由に選択することなどできないし、欠乏と不平等の世界にいながら...

2021年06月19日 06:00

旅の本質に見え隠れするもの(後)NEW!

 明治期以前の旅は馬や駕籠を利用するという方法もあったが、自分の足で歩くことが基本だった。旅とは、「住む土地を離れて、一時ほかの土地に行くこと。旅行。古くは必ずしも遠...

2021年06月18日 17:52

【6/16~27】イムズが閉店前イベントを開催「BOOK at ME」

 8月末に閉館するイムズにおいて、ファイナルイベントの1つとなる「BOOK at ME」が今週から開催されている...

2021年06月18日 16:30

コロナ用ワクチンは安全か?世界で広がる疑念や疑問の声

 世界各地でコロナ用ワクチンの争奪戦が繰り広げられている。今やワクチン・メーカーにとっては「売り手市場」と言っても過言ではないだろう。菅総理も先のワシントン訪問の折、...

2021年06月18日 16:00

2050年代を見据えた福岡のグランドデザイン構想(29)~新福岡空港島(案)配置のオリジナル検討(4)

 さて、ここで確認しておかなければならないのは、実はこれまでは、滑走路配置をクロースパラレル方式で、空港島の大きさを約530haで検討を行っていたということだ...

菅義偉氏が必ず不幸になる理由

 菅義偉氏も最低最悪の首相。最低最悪の首相が続く。だが、原因をつくったのは日本の国民。選挙で自公に多数議席を与えた結果として現在の状況がもたらされている...

2021年06月18日 14:18

さらば、新自由主義~2度目の「焼け野原」から立ち上がるために(5)

 日本だけでなく、新自由主義を導入した先進資本主義諸国はことごとく、豊かな社会を実現するどころか不正と貧困の蔓延する不幸な分断社会に堕している。しかも、肝心の「世界大...

2021年06月18日 13:41

【福岡県】中小企業へ月次支援金を給付

 福岡県は新型コロナ感染症緊急事態措置またはまん延防止等重点措置にともなう、飲食店の休業・営業時間短縮や外出の自粛等の影響により、売上が大きく減少している中小企業者に...

2021年06月18日 13:32

【福岡県】緊急事態宣言解除、7月11日までまん延防止等重点措置へ移行 協力金を引き続き支給

 政府は17日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け10都道府県に発出している緊急事態宣言について、20日をもって沖縄県を除く9都道府県の宣言を解除し、うち福岡県を含む...

pagetop