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2021年09月10日 09:00

【再掲】2050年代を見据えた福岡のグランドデザイン構想(50)~ディズニー・フォレストの地下活用構想

C&C21研究会 理事 下川 弘 氏

 現空港が移転した場合の跡地活用のイメージとして、ただでさえ約350haという広大な敷地のため、当所は地表面の計画のなかにすべてを盛り込めるのではないかとも考えた。しかし、さまざまな要因やコンセプトゾーニングを分ける意味で、地上空間を狭くするのではなく、地下空間を多重構造にし、有効利用した構想案を提案した。

 この構想が、現実的なものか、非現実的なものなのか。また、これらにかかる建設費用は年間の国家予算で足りるものなのか、足りないものなのか。そして、建設工事にどこから着手するのか、完成までにどれぐらいの時間が必要なのか――。

 ただ、そうしたことは、本当に将来の福岡にとって、あるいは日本国にとって必要なものなのかどうかを判断すれば、自ずと解決策がまとまっていくと筆者は考える。

 最も残念なのは、「あのとき、つくっておけばよかった」と、いつの日か後悔してしまうようなことになる場合だろう。

空港跡地の地下空間活用(イメージ)

(つづく)


<プロフィール>
C&C21研究会 理事 下川 弘 氏下川 弘(しもかわ・ひろし)

1961年生まれ、福岡県出身。熊本大学大学院工学研究科建築学専攻修士課程を修了後、87年4月に(株)間組(現・(株)安藤・間)に入社。建築設計第一部や技術本部、総合企画本部企画部などを経て、99年1月には九州支店営業部に配属。その後、建築営業本部やベトナム現地法人、本社土木事業本部営業部長などを経て、2020年9月から九州支店建築営業部営業部長を務める。社外では99年9月からC&C21研究会事務局長(21年8月から理事)を務めるほか、体験活動協会FEA理事、(一社)日本プロジェクト産業協議会の国土・未来プロジェクト研究会幹事、(一社)防災教育指導協会顧問など数々の要職に就いている。

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