2021年12月01日( 水 )
by データ・マックス

【再掲】2050年代を見据えた福岡のグランドデザイン構想(54)~福岡の環状道路と渋滞

C&C21研究会 理事 下川 弘 氏

 1988年にC&C21研究会が「サークルシティ博多21」構想として、博多湾を一周する構想を提言してから30年以上が経過した。その間、サークルの位置は内陸に移動してしまったが、2012年7月に福岡都市高速環状線が開通し、福岡における環状ネットワークが完成した。

「サークルシティ博多21構想」(1988年)提案図
「サークルシティ博多21構想」(1988年)提案図

 それからさらに10年弱が経過し、今春にはアイランドシティへのアクセス道路も開通。福岡都市高速の利便性は向上してきたが、同時に課題も見つかっている。

 とくに貝塚JCTや太宰府JCT周辺をはじめ、千鳥橋JCT、呉服町出口、博多駅東出口などでの朝夕の慢性的な渋滞などが問題となっている。

 将来的に新福岡空港アクセス道路ができると、貝塚JCTでの混雑が今以上に頻発し、混乱する可能性がある。それについては何とか対処していかなければなるまい。

渋滞予想図

(つづく)


<プロフィール>
C&C21研究会 理事 下川 弘 氏下川 弘(しもかわ・ひろし)

1961年生まれ、福岡県出身。熊本大学大学院工学研究科建築学専攻修士課程を修了後、87年4月に(株)間組(現・(株)安藤・間)に入社。建築設計第一部や技術本部、総合企画本部企画部などを経て、99年1月には九州支店営業部に配属。その後、建築営業本部やベトナム現地法人、本社土木事業本部営業部長などを経て、2020年9月から九州支店建築営業部営業部長を務める。社外では99年9月からC&C21研究会事務局長(21年8月から理事)を務めるほか、体験活動協会FEA理事、(一社)日本プロジェクト産業協議会の国土・未来プロジェクト研究会幹事、(一社)防災教育指導協会顧問など数々の要職に就いている。

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