2024年05月16日( 木 )

台北駐福岡経済文化弁事処の新処長に陳銘俊氏が着任

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陳銘俊総領事

 10月1日、台湾の総領事館に相当する台北駐福岡経済文化弁事処の処長(総領事)として陳銘俊氏が着任した。陳処長は台湾外交部入省後、慶応義塾大学、大阪外国語大学(博士)に留学しており日本語堪能。台湾駐日代表の補佐官、駐ボストン経済文化弁事処の副処長、総統府機要室長を経て福岡に着任した。九州勤務は初めてだが、ほとんどの県を訪問済みという。

 自主隔離期間明けの同日、福岡市の報道機関関係者と会見した陳処長は、福岡空港で親切な対応を受け、九州人のやさしさに感動したエピソードなどを紹介するとともに、今後、管轄地域の九州・沖縄・山口の自治体と台湾の自治体との友好都市関係締結を推し進め、政治・経済・文化など幅広い交流を行いたいとの抱負を語った。

 陳忠正前処長は月内に台湾に帰任し、外交部で対日関係を担当する職務に就く予定という。

【茅野 雅弘】

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