イオン九州、合併2年目へ 課題は高コスト構造の改善
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イオン九州は9月1日、マックスバリュ九州、イオンストア九州との合併から2年目を迎えた。今期に入り巣ごもり消費収束の逆風に見舞われたが、既存店売上は3~7月でマイナスだったのは5月の0.4%減と6月の2.0%減の2カ月で、総合スーパーは6月の4.9%減だけだった。8月中間期の既存店売上は前年同期を上回ったと見られる。
問題は利益だ。2月期の経常利益は昨年の巣ごもり需要の反動で34億円と前期比0.8%増にとどまる見通しで、経常利益率はわずか0.7%。中期計画では25年2月期に80~100億円に引き上げることを目指すが、それには毎年、15~20億円上乗せしていく必要がある。
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