2024年04月19日( 金 )

万惣、九州10店体制に遠く 生鮮外部加工がネックに

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 食品ディスカウントストア(DS)では大黒天物産に続き九州に進出した広島県の万惣。2018年11月開店の「アルゾ飯塚幸袋店」を皮切りに1年足らずの間に立て続けに5店を出店した。当初は早期に10店に拡大するとしていたが、19年9月のひびきの店(北九州市若松区)を最後にストップし、今後の出店の話も聞かれない。

 九州1号店の飯塚幸袋店。30日午後、レジは3台開いていたが、トライアルやルミエールの売り場を見慣れた目には客の少なさが映る。生鮮3品はすべてアウトパック。水産物は解凍物と塩干物が多く、刺身も福岡県中間市のプロセスセンターから配送している。惣菜は仕入れ商品が多く、一部は広島県の加工センターから運んでいる。

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