太宰府市、年内の現金10万円一括給付を発表

　岸田文雄首相が13日の衆院予算委員会で、18歳以下の国民を対象とした臨時給付金10万円の全額現金・一括給付を認める考えを示した。当初のクーポン券5万円分と現金5万円を合わせた給付からの変更に国民は戸惑いを見せているが、さらに困惑しているのがオペレーションを担う各自治体で、「一括か否か、年内か年明け」かの判断を迫られている。

    そのようななか、太宰府市は14日、現金・一括で年内に給付すると発表した。
市のホームページ「令和3年度子育て世帯への臨時特別給付金を現金一括（10万円）で支給します」によれば、『「子育て世帯への臨時特別給付金」について、現金5万円の先行給付金と合わせて、5万円相当のクーポン給付分につきましても、お受け取りいただく市民の皆さまの利便性を考慮して、現金で給付することとし、年内に一括で支給することとしました』としている。

　給付対象者は下記の通り。

対象児童
1. 21年9月分の児童手当（特例給付を除く）を受給している児童
2. 2003年4月2日～06年4月1日生まれ（高校生相当年齢（注1）の児童）
3. 21年10月1日～22年3月31日までに生まれた児童（新生児）
※生年月日が2.で定める期間であれば、高等学校などに在籍している必要はなし。ただし、本人が婚姻している場合は対象外。

【麓　由哉】

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令和3年度子育て世帯への臨時特別給付金を現金一括（10万円）で支給します