海の中道、滞在型レクリエーション拠点を3月オープン
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福岡市東区西戸崎の国営公園、「海の中道海浜公園」で2021年5月から進められてきた滞在型レクリエーション拠点整備。
同整備を手がける海の中道パーク・ツーリズム共同事業体(構成メンバー:三菱地所(株)、積水ハウス(株)、(一財)公園財団、(株)オープン・エー)は、27日、滞在型レクリエーション拠点を22年3月15日にオープンすることを発表した(新型コロナウイルスの感染状況で変更の可能性アリ)。
三菱地所にとって初のPark-PFI事業となり、Park-PFI 事業による国営公園の開業は国内初となる(※)。同拠点には、家族や友人(最大4名)と利用できる球体テント13棟のほか、雄大な博多湾に面したヴィラ(1棟2室で2室同時利用も可能)といった宿泊施設のほか、子どもから大人まで楽しめる、ドイツ製の高さ約17m(3層)の九州最大規模となるアスレチックタワーなども設置される。
また、既存のサイクリングセンターをレストランにリノベーションし、来訪客に福岡をはじめとする九州各地の食材や素材を味わってもらうことで、生産者のこだわりを伝える役割も担う。
このほか、玄界灘海浜の白砂青松と青い海、志賀島方面に続く細長い「海の中道」を馬に乗って堪能する「ホーストレッキング」などの体験も提供する。
海の中道海浜公園の開放感を生かした「パークツーリズム」をテーマに掲げる滞在型レクリエーション拠点の誕生は、福岡の街にさらなる賑わいをもたらすものと期待される。
※:国営公園初のPark-PFIとして公募・認定されたのは「淡路島 国営明石海峡公園」だが、Park-PFI事業による国営公園の開業は本事業が日本初となる。 ^
<海の中道海浜公園>
所在地 :福岡市東区西戸崎18-25
アクセス:JR九州香椎線「海ノ中道」駅(公園内徒歩15分)<公募対象地域概要>
公募敷地面積:約159ha
公募対象公園施設面積:約2万5,000m2
特定公園施設面積 :約7,000m2
(上記、認定計画時の面積)
主要用途:宿泊施設・温浴施設・飲食施設など
建築主 :三菱地所(株)
基本設計:(株)オープン・エー
実施設計:(株)シミズ・ビルライフケア
事業期間:20年間
運営開始:2022年3月15日
(新型コロナウイルスの感染状況で変更の可能性アリ)【代 源太朗】
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