大手7商社、営業利益は前期比で約20%を超える増益
-
9日、大手総合商社7社の2023年3月期連結決算が出そろった。【表】の通り、最終利益は三菱商事と三井物産が商社として初めて1兆円を超えた。増収増益の背景は、ロシアのウクライナ侵略などによるエネルギー・資源価格の高騰ならびに円安がある。22年3月期(前期)は7社とも過去最高益であったが、今期も伊藤忠商事を除く6社がさらに過去最高益を更新した。
伊藤忠商事のみが最終利益が前期比でマイナスとなったが、これは前期に台湾ファミリーマートの一部売却などによる2,000億円超の一過性の利益が発生したことの反動によるものだ。営業利益を見ると、他社と比較するとやや低い水準ではあるものの、前期比で20%超増となっている。
ただし、今後は資源価格の下落が見込まれるとして、来期は各社とも減益を予想している。
【寺村 朋輝】
関連キーワード
関連記事
2024年5月5日 06:002024年5月2日 15:452024年5月2日 11:302024年5月2日 18:002024年5月2日 17:502024年5月1日 15:002024年4月25日 14:00
最近の人気記事
2024年5月7日 08:00
2024年5月7日 18:33
2024年4月30日 06:00
2024年5月9日 06:00
2024年5月7日 16:30
まちかど風景
2024年5月9日 13:00
- 優良企業を集めた求人サイト
-
Premium Search 求人を探す
- 業界注目!特集
-
産廃処理最前線
サステナブルな社会を目指す
- MAX WORLD監修
-
パーム油やPKSの情報を発信
パームエナジーニュース