2021年12月01日( 水 )
by データ・マックス

西日本シティ銀行~来年10月持ち株会社へ

 西日本シティ銀行(福岡市)は23日、「株式移転による持ち株会社設立の検討開始に関するお知らせ」を発表した。
 それによると、2016年10月をメドに、株主総会の承認や監督官庁の認可を前提に、株式移転による持ち株会社を設立することを検討するとしている。九州ではすでにふくおかFGや今月1日に誕生した九州FG(肥後銀行・鹿児島銀行)が持ち株会社となっている。
 記者会見に応じた谷川浩道頭取は、「現段階で他行との経営統合を意識しているわけではない」としているが、「将来的には再編の可能性も否定できない」と含みを持つ発言をしている。
 西日本シティ銀は子会社の長崎銀行(長崎市)を昨年12月に完全子会社化しており、持ち株会社の傘下に組み入れることになりそうだ。他にカードやリース・証券などの金融子会社も対象となるものと見られる。
 先月24日からNet IBで「九州FG誕生~金融再編の行方を占う」を連載。9月30日付の(6)では九州地銀は3グループに集約と大胆予想している。
 果たしてそのようになるかどうかは別として、西日本シティ銀行の持ち株会社移行により、九州地銀(18行)の金融再編は、いよいよ本格化してきたと言えよう。

九州地銀は三グループに集約 九州地銀は三グループに集約
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【(株)データ・マックス顧問 浜崎 裕治】

 

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