2024年12月12日( 木 )

再整備される飯塚駅前ロータリーに分譲マンション

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アメイズ飯塚駅前プレミアム 外観イメージパース
アメイズ飯塚駅前プレミアム 外観イメージパース

再整備進む飯塚駅、駅舎の建替えも予定

 「アメイズ飯塚ステーションレジデンス」(全48戸)の竣工前完売も記憶に新しい(株)シフトライフ(福岡市中央区)が、今度はJR飯塚駅の西口から徒歩2分の駅前立地で、新たなマンションプロジェクト「アメイズ飯塚駅前プレミアム」を本格始動した。
 JR飯塚駅では、2026年度の全体完成予定で大型バスも旋回可能なロータリーやコインパーキングを備えた駅前広場の整備が進められており、駅舎のバリアフリー化なども計画されている。

 地価や建設費の上昇により、福岡市内のマンション価格が高騰して久しい。それにともなって、粕屋町や篠栗町などJR福北ゆたか線沿線の地価上昇も続いている。同じJR福北ゆたか線沿線の飯塚駅から博多駅までは快速で40分程度と、福岡市内への通勤も現実的とあって、飯塚市が選択肢に入るケースも増えてきた。そうしたなかで、ゆめタウン飯塚開業に沸く飯塚駅前立地の新たなマンションプロジェクトには、地元のみならず注目度が高い。

飯塚駅まで徒歩2分、ゆめタウンまでも7分

 「アメイズ飯塚駅前プレミアム」の総戸数は36戸。間取りは2LDK~4LDKのワンフロア3戸で構成され、角住戸率は約67%。すべての住戸に奥行き2.5mのワイドバルコニーが設けられるほか、開放的なセンターオープンサッシを標準装備する。ワンフロア3戸という建物構成を生かして、角住戸のバルコニーはL字型およびコの字型とした。また、シフトライフではおなじみとなったガス衣類乾燥機・乾太くんなどの人気設備も準備される。

 「アメイズ飯塚駅前プレミアム」は、再開発が進む駅前立地であるほか、23年7月にグランドオープンした大型商業施設・ゆめタウン飯塚へも徒歩7分。通勤通学だけでなく、生活利便性も高い。また、冒頭でも紹介した飯塚駅東口側のアメイズ飯塚ステーションレジデンスとは、再整備により設けられる自由通路でアクセスが向上する予定となっており、飯塚駅の周辺ではシフトライフによる開発が目立っている。

整備イメージ
整備イメージ

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 シフトライフの樋口由紀夫社長は、飯塚市でのマンション供給について次のように話した。

 「アメイズ片島リバーサイド(14年)、ネオス堀池 ザ・スクエア(16年)に続き、アメイズ飯塚ステーションレジデンス(24年)と、当社では飯塚市でのマンション供給を継続して行ってきましたが、ゆめタウン開業や飯塚駅の再整備によって、これまで以上に注目度が高まっていることを実感しています。なかでも、アメイズ飯塚駅前プレミアムは駅前立地ということもあり、販売開始前にも関わらず多くの反響をいただいております」。

 マンションギャラリー(モデルルーム)は、飯塚市の幹線道路・国道200号の「秋松交差点」近くに10月下旬オープン予定だ。

角住戸のバルコニー イメージパース
角住戸のバルコニー イメージパース

【永上隼人】

■アメイズ飯塚駅前プレミアム概要
所在地 :福岡県飯塚市菰田西2丁目267番1外
構造・規模:RC造・地上13階建
総戸数 :36戸
敷地面積:711.49m2(建築確認対象面積)
建築竣工:2026年4月下旬(予定)
入 居 :2026年5月下旬(予定)
事業主・売主:(株)シフトライフ
設計・監理 :クラッチ⼀級建築士事務所
施工会社:未定

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