2024年11月12日( 火 )

圧倒的な企画・設計力を持つ造園技術者集団

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木下緑化建設(株)

官民連携事業において「A」クラスの評価

 快適な生活環境や景観を創造するのに大きな役割を担うのが「緑」だ。そのため、公園はもちろんのこと、各種公共施設や商業施設の周辺、さらにはオフィスビルなどの緑化なども積極的に行われるようになってきた。また、地球温暖化による温室効果ガスの排出抑制に向け、緑には近年、CO2の固定化や都市部のヒートアイランド現象の抑制といった効果も期待されるようになった。

 木下緑化建設(株)はこの分野で、県内トップクラスの実績とそれを実現する企画・設計力を有する造園会社であり、そのベースとなるのが、他を圧倒する有資格者の多さだ。資格取得にかかる費用を同社が補助することで資格を得た彼らの存在により、たとえば屋上・壁面緑化のオフィスビルを建設する場合、円滑に施工や管理ができるよう設計が施されることになる。

 高度な企画・設計力を有することなどから、同社は福岡市が行うPark-PFI事業()において、明治公園と東平尾公園(いずれも博多区)の2カ所に携わることが決定した。デベロッパーなどとのコンソーシアムによる事業だが、官民連携事業の実績があり「A」クラスの評価を得ている造園会社がコンソーシアムに入っていないと参画できない。これらの参画には同社の実績が強く反映されているのだ。

明治公園の完成時イメージ
明治公園の完成時イメージ

 Park-PFI事業参画の前提となる官民連携について、同社は桧原運動公園と花畑園芸公園(いずれも福岡市南区)、今宿野外活動センター(同西区)、春日公園(春日市)において指定管理者としてパークマネジメント事業を手がけている。

 これは、各公園で開催される自然教室などのイベント実施や、利用者・利用団体との交流、情報発信を通じ、公園がまちづくりの拠点となるもの。その取り組みは単なる緑化の設計・施工ではなく、利用者らが快適に楽しめるイベントなどを企画・運営するノウハウあってのことである。

 こうした多様な強みをさらに強化することで、木下緑化建設は自社の永続化のみならず、持続可能な社会の実現に貢献していく構えだ。

※Park-PFI事業:都市公園において飲食店、売店などの公園施設の設置や管理を行う民間事業を、公募手続きで選定する制度。選定された事業者は設置する施設から得られる収益を公園整備に還元するスキームがとられる。 ^


<COMPANY INFORMATION>
代 表:木下浩市
所在地:福岡市南区長丘3-13-27
設 立:1967年2月
資本金:4,500万円
TEL:092-551-0877
URL:https://kinoshitaryokuka.co.jp

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