もう迷わない!「定型化」でチラシ製作を効率化
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チラシづくり、面倒だなと感じたことはありませんか?プロに頼むほどでもないチラシを自分でつくるのは、たしかに手間がかかりますよね。でも、その作業を定型化してしまえば、もっと楽に、効率良くつくれるようになります。
たとえば、こんな風に進めてみてはいかがでしょう。まず、ABCDEのように、枠を決めて情報を配置する場所を固定します。
Aには、チラシのメインとなる情報を入れます。ただし、「スプリングキャンペーン!」のようなタイトルを大きく書くだけでは不十分です。「キャンペーンで何が得られるのか?」を明確に伝えることが重要です。この部分には、チラシ全体の1/4~1/3のスペースを使って、読者が得られるメリットを大々的に書きましょう。
Bには、読者が行動を起こす理由を提示します。よくある例としては、「あなたは次の項目に当てはまりませんか?」という問いかけです。たとえば、「○○○で困っている」「○○○○が実は気になっている」など、読者が共感できる内容を並べてみましょう。
Cには、特典などの誘因を入れます。自由度が高い部分ですが、特典を追加することで、読者が「やらなきゃ!」と思うきっかけをつくりやすくなります。
Dには、詳細を載せましょう。読者の「不安」を解消するためのスペースです。問い合わせ前に気になるであろうことを、詳しく説明してください。
Eには、お問い合わせ先や住所を記載します。
ルールを決めてしまえば、次からは情報を流し込むだけで、チラシが完成します。レイアウトや入れるべき情報がすでに決まっているので、時間の節約になります。広告をつくるのはたしかに大変ですが、多くの時間をかけるのも難しいですよね。まず定型化を試してみてください。
<プロフィール>
山本啓一
(やまもと・けいいち)
1973年生まれ。大学に5年在学し中退。フリーターを1年経験後、福岡で2年ほど芸人生活を送る。漫才・コントを学び舞台や数回テレビに出るがまったく売れずに引退。27歳で初就職し、過酷な飛び込み営業を経験。努力の末、入社3年後には社内トップとなる売上高1億円を達成。2004年、31歳でエンドライン(株)を創業。わずか2年半で年商1億2,000万円の会社に成長させる。「エッジの効いたアナログ販促」と「成果が見えるメディアサービス」でリアル店舗をモリアゲる「モリアゲアドバイザー」として、福岡を中心として全国にサービス展開中。月刊誌 I・Bまちづくりに記事を書きませんか?
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