2022年05月19日( 木 )
by データ・マックス

今年の漢字は不安の「安」、来年は安倍?~京都・清水寺で発表

 (公財)日本漢字能力検定協会(京都市)は15日午後2時過ぎ、その年の世相を漢字一文字で表す師走恒例の「今年の漢字」を京都・清水寺で発表した。森清範(せいはん)貫主が、特大の越前和紙(縦150センチ、横130センチ)に、広島県産の熊野筆で力強く揮毫したのは、「安(あん)」。全国から応募のあった12万9,647票のなかから、第1位に選ばれたのは5,632票を獲得した「安」だった。

 今年は安全保障法制をめぐる審議や強行採決に国民の関心が高まったこと。パリの同時多発テロ事件をはじめ世界で頻発するテロや異常気象、マンションの杭打ちデータ偽装問題による不安があり、来年こそは「安全であってほしい」との願いから選ばれたものと見られている。安倍首相は「安」が選ばれたことについて、「来年は安全が倍増すれば、『安倍』になります」と、コメントした。

 なお、2位に選ばれたのは、今年の流行語大賞となった「爆買い」の「爆」。以下、3位「戦」、4位「結」、5位「五」、6位「賞」、7位「偽」、8位「争」、9位「変」、10位「勝」となった。「今年の漢字」は阪神大震災があった1995年から始まり、今年は21回目。はたして、2016年はどのような世相を反映する字が選ばれるだろうか。
【北山 譲】

 

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