【倒産】(有)丸二永光水産(北海道枝幸郡枝幸町) ホタテ加工販売

民事再生開始決定
負債総額28億6,500万円

 (有)丸二永光水産は9月30日、旭川地方裁判所より民事再生手続開始決定を受けた。同社は4月18日に債権者から民事再生法の適用を申し立てられていた。

 監督委員に山本直久弁護士((弁)千葉総合法律事務所、旭川市末広4条6-7-8、電話0166-73-4477)を選任した。

 同社はホタテをはじめサケ、イクラ、ナマコ、毛ガニなどを扱い、海産物の加工・販売を行う。ピークの2017年2月期には売上高約66億8,500万円を計上した。23年4月には水産卸の(株)三陽(福岡市中央区)の傘下に入った。

 しかし近年は、中国による日本産水産物の禁輸措置などの影響を受け、25年2月期には売上高28億6,000万円台まで減収。グループの支援で経営再建を進めていた。

 負債総額は28億6,500万円(2024年2月期時点)。

業種 製造業
企業名称 (有)丸二永光水産
所在地 北海道枝幸郡枝幸町幸町7912-8
設立 1987年3月
資本金 500万円

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