日創グループ、25年8月期決算 増収減益

 15日、日創グループ(株)(本社:福岡市南区、石田徹代表)は25年8月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は230億3,700万円(前期比30.2%増)、営業利益は13億8,300万円(同8.4%増)、経常利益は14億100万円(同2.9%増)、当期純利益は9億1,700万円(同16.2%減)で、増収減益となった。

 決算要因としては、25年6月1日付で持株会社体制に移行したことにともない、グループ横断的な営業戦略の推進や製造原価の低減に取り組んだことが挙げられる。また、各事業会社において新規取引先の開拓や既存顧客との取引拡大を進めた結果、建設事業における内外装パネル関連工事が伸長したほか、M&Aによって子会社化した大鳳(株)およびフォームテックス(株)の業績寄与があった。

 来期(26年8月期)の業績予想については、売上高236億円(前期比2.4%増)、営業利益9億円(同35.0%減)、経常利益8億9,000万円(同36.5%減)、当期純利益5億2,000万円(同43.3%減)で、増収減益を予想している。

【寺村朋輝】

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