『うんこミュージアムFUKUOKA』が会期延長 地球人.jpが支援、来場10万人突破で反響
地球人.jp(株)

福岡市中央区の複合施設「BOSS E・ZO FUKUOKA」で開催中の『うんこミュージアム FUKUOKA Supported by 地球人.jp』が、好評を受けて2025年11月30日まで会期を延長した。当初の開催期間を大幅に上回る来場実績が背景にあり、地域の集客イベントとして定着したかたちである。
同ミュージアムは25年4月に開幕し、8月9日に来場者10万人を突破した。体験型展示やフォトスポットなど、子どもから大人まで楽しめる仕掛けが支持を集め、9月には新コンテンツ「抱きつけ!うんこ恐竜ハグ」やコラボグルメ第3弾を導入。来場者がSNS上で写真や動画を発信することで話題が拡散し、若年層を中心に人気が広がっている。
冠スポンサーの地球人.jp(株)は、外国人材支援や多文化共生を軸とする企業である。同社はイベント協賛を通じ、地域と企業の新たな関係づくりを模索しており、8月には社員と地域住民が交流する「地球人DAY」を開催した。全国拠点の社員が福岡に集まり、地域の祭りに参加するなど、文化交流と組織の一体感を両立する試みとして注目されている。
来場好調の要因について、関係者は「エンターテインメントと社会性の融合が評価された」と分析する。夏以降、福岡では屋内型イベントの需要が高まり、同館は“インドアレジャー”の受け皿として存在感を強めた。加えて、施設全体が若者や観光客の回遊拠点として機能し、ドーム周辺の人流拡大にも寄与している。
一見ユニークなテーマながら、企画・運営の完成度や演出の質の高さから、エンタメと地域交流を融合させた成功事例といえる。地球人.jpは「地域に活力をもたらすイベント支援を今後も続ける」としており、企業の社会的役割を示す象徴的な取り組みとなった。会期終了まで残り1カ月余り、秋冬の福岡で最も話題性のある体験型イベントとして、関心がさらに高まりそうである。
【緒方克美】
<COMPANY INFORMATION>
地球人.jp(株)
代 表:中山真吾
所在地:福岡市博多区博多駅東1-9-11大成博多駅東ビル6F
設 立:2015年5月
資本金:5,000万円
TEL:092-434-3135
URL:https://chikyujin.jp








