6日、(株)九州フィナンシャルグループ(熊本市西区、笠原慶久代表)は、2026年3月期の連結業績予想を上方修正した。銀行単体において資金利益や役務等利益が増加し、株式等売却益も当初予想を上回る見通しとなったことが要因。
修正後の通期予想では、経常利益を505億円(前回予想比5.2%増)、当期純利益を350億円(同4.5%増)とした。前期実績は経常利益429億9,100万円、純利益303億6,800万円であり、いずれもこれを上回る見通し。
単体ベースでは、肥後銀行の経常利益を250億円(前回予想240億円)、鹿児島銀行も同じく250億円(同235億円)とし、両行合算で500億円とした。当期純利益はそれぞれ175億円(肥後銀行同170億円、鹿児島銀行同165億円)で、合算350億円。同グループの傘下にある肥後銀行と鹿児島銀行が利益面で並ぶ見込みとなった。なお、与信費用は前回予想と同じく35億円を見込む。
【寺村朋輝】
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