全国賃貸管理ビジネス協会(全管協)は3日、パレスホテル東京において「全管協シンポジウム2026」を開催した。同日開催された定期総会において、水野隆司氏((株)プランニングサプライ代表取締役)が会長に再任された。
例年、シンポジウム後の交流会では、自民党賃貸住宅対策議員連盟(ちんたい議連)に所属する多くの自民党議員が来賓として出席し挨拶する。24年は、議連会長・石破茂氏の他、菅義偉元首相、現在、国土交通大臣を務める金子恭之自民党組織運動本部長ら多くの議員が出席していた。
複数の全管協関係者によると「石破前首相をはじめ、昨年は小泉進次郎氏など秘書も含めて40~50人は出席していた」「全管協の力を示す意味でも交流会は大きい」という。
ところが、3日の交流会に出席した自民党議員はゼロだった。ちんたい議連に加入する九州のある自民党議員は取材に対し「議員は呼ばないことになったということで、出席しないことになった」と明かした。
同日は、台風6号が首都圏を直撃。暴風域はなくなったものの、大雨により都内各所で冠水するなどの被害をもたらし、羽田行の飛行機の欠航も相次いだ。そのため全国各地の全管協関係者も出席できなかった人が少なくなかったという。
3日の交流会と24年度の交流会の違いが一目瞭然となる写真をご紹介したい。
2枚の写真を比較すると、国会議員の欠席や台風による不参加が相次いだことで、26年度は明らかに閑散としている。ある全管協加盟企業の代表者は「いろいろ取りざたされるようになり、出席しない方がいいとの判断もあったのでは」との見方を示した。
なお、本日(6月4日)は午後から自民党本部において、ちんたい議連の定期総会が開催されているが、議連会長の石破前首相や、幹事長の中谷元元防衛相など執行部をはじめ、多くの国会議員、秘書が出席している。全管協からは名誉会長・高橋誠一氏や、水野会長、前会長・三好修氏も出席しているという。
総会において、全国の全管協会員が「もうこれ以上はできない」と悲鳴を上げている自民党員の獲得問題について、どのような議論が行われるのか注目される。
【近藤将勝】








