2024年05月19日( 日 )

「大さんのシニアリポート」の検索結果

15年目に入った「サロン幸福亭ぐるり」を振り返る(後)
15年目に入った「サロン幸福亭ぐるり」を振り返る(後)
 2014年、隣接するURの空き店舗を借りて運営場所を移転。“居場所”というのは、「住民が来たいときに開いていること」が重要。開催日を決めて、その日に来亭を促すのは居場所ではないと思ったからだ。
15年目に入った「サロン幸福亭ぐるり」を振り返る(前)
15年目に入った「サロン幸福亭ぐるり」を振り返る(前)
 今年8月13日で、運営する高齢者の居場所「サロン幸福亭ぐるり」(以下「ぐるり」)が15年目に入った。一口に15年というが、運営するとなると苦難の連続。予期せぬ事態が連続して起こり、四苦八苦だった。
盛況な「子ども食堂」にみる生活困窮者の実態(後)
盛況な「子ども食堂」にみる生活困窮者の実態(後)
 「ぐるり」で継続している子ども食堂が満杯状態であることは紹介した。突然飛び込みで懇願する親と子ども。間に入る社協にも電話が入る。コロナ禍でとくに要請が増えた。
盛況な「子ども食堂」にみる生活困窮者の実態(前)
盛況な「子ども食堂」にみる生活困窮者の実態(前)
 主催する「サロン幸福亭ぐるり」で開催されている子ども食堂が盛況である。基本的に生活弱者救済のための取り組みからいえば、生活困窮者層が増えていることを意味する。
『PLAN75』の意味するもの(後)
『PLAN75』の意味するもの(後)
 この作品には制度をつくる「政府」の顔が見えない。「最初から一切、描かないと決めていました。新しい制度をどんな人がつくっているか、なかなか見えません。...
『PLAN75』の意味するもの(前)
『PLAN75』の意味するもの(前)
 『PLAN75』(監督・早川千絵)に、カンヌ国際映画祭で新人監督賞にあたるカメラドールの特別賞が授与された。ただし、これは私が2年ほど前に見たオムニバス版とは別物で、完全リメーク版である。
「音」について考えてみた(後)
「音」について考えてみた(後)
 音楽評論家の黒田恭一氏に、「ドレミファ…音階のシは『スィ』と発音するんだよ。アレは日本語じゃなくイタリア語ですからね」。こう指摘を受けたことがある。
「音」について考えてみた(前)
「音」について考えてみた(前)
 オーディオ機器メーカーのオンキヨーが大阪地裁へ自己破産を申請し、破産手続開始の決定を受けた。「オンキヨーサウンド」として、一部のコアなオーディオファンには圧倒的な支持を受けていただけに残念である。
困った老人たち(後)
困った老人たち(後)
 手術には身内の同意が必要とされた。身内の有無を看護師に聞かれた。するとM子は、「身内はいません」といったのだ。看護師は身内がいない場合の諸条件をM子に伝えた。トレーナー氏が困惑した顔をする。
困った老人たち(前)
困った老人たち(前)
 主催する「サロン幸福亭ぐるり」には、極端に自分本位な考え方をする常連客がいる。「他人に迷惑をかけないのが私の心情」といいながら、行動の大半が迷惑をかけていることに気づかない。
視覚障がい者は何を見ているのだろうか(後)
視覚障がい者は何を見ているのだろうか(後)
 生まれつき全盲だったシズにとって、身近に触れることのできるもの以外は、そのかたちも、匂いも、味も、肌触りも、指と鼻で感じることは不可能だ。それを唯一自分なりに解釈できたのは、耳から入る情報だった。
視覚障がい者は何を見ているのだろうか(前)
視覚障がい者は何を見ているのだろうか(前)
 『目の見えないひとは世界をどう見ているのか』(伊藤亜沙著、光文社新書)を読んだ。伊藤の文章に惹かれるのは、学者でありながら常に現場目線で発言するからに他ならない。
本当は「怖くて・深い」童謡の世界(後)
本当は「怖くて・深い」童謡の世界(後)
 『しゃぼん玉』にも謎が多い。作詞した野口雨情が自身の愛娘を2人亡くしていることから、その思いを詩に託したという説が有力である。娘の1人はみどりといった。
本当は「怖くて・深い」童謡の世界(前)
本当は「怖くて・深い」童謡の世界(前)
 運営する「サロン幸福亭ぐるり」では、相も変わらずカラオケが大盛況。この装置には歌い手の得点が表示される。しかし、得点上位者が必ずしも上手とは限らない。
QOLの向上は食事と運動にあり(後)
QOLの向上は食事と運動にあり(後)
  少し古いが、朝日新聞(16年9月7日)に、「昨年6月、日本老年学会が『現在の高齢者は10~20年前に比べて5~10歳は若返っていると想定される』と発表。意欲や能力のある高齢者が就労やボランティア活動に参加していくことの重要性を指摘した」とある。
QOLの向上は食事と運動にあり(前)
QOLの向上は食事と運動にあり(前)
 近頃、本気で100歳まで生きたいと思っている人は少なくないのではと思う。しかし、寝たきりでの延命は本意ではない人も多いに違いない。運営する高齢者の居場所「サロン幸福亭ぐるりのコンセプトの1つが「健康」である。
「家族神話」の崩壊(後)
「家族神話」の崩壊(後)
大さんのシニアリポート第107回「子は親に対して扶養の義務はある」しかし、「(自分の)生活を犠牲にしてまで面倒をみる必要…
「家族神話」の崩壊(前)
「家族神話」の崩壊(前)
大さんのシニアリポート第107回ひと昔前、水商売の人がもっとも孤独を感じるのは暮れから正月だと聞いたことがある。店を開い…
50年前の高田を旅してみた(4)
50年前の高田を旅してみた(4)
私が高田の瞽女、杉本キクエさんたちを訪ねた3カ月後の1971年(昭和46年)3月、直江津市と高田市が合併し上越市が誕生した
50年前の高田を旅してみた(3)
50年前の高田を旅してみた(3)
来年上梓する拙著『瞽女(ごぜ)の世界を旅する 昭和の原風景と村人の情けを求めて』(仮題、平凡社新書)のため、50年ぶりに高田(現・上越市)を訪れた