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2016年08月22日 07:05

【西日本新聞筑豊総局後援】「心の健康教室」(3)~リーダーが「うつ病」の人々を戦力化する

 経営者やリーダーの心の疲れを改善するための思考(考え方)については、前回で述べた。次に社員やスタッフの心の疲れについて理解し、対策を実践することについて述べる。
 社員やスタッフのなかにも、心の疲れを抱えている方々は多く存在する。うつ病やその一歩手前の思考障害の方々(うつ病の予備軍)は、組織内の70〜80%を占めるとも言われている。「気分の落ち込みは多くの人が経験している」(相良氏)とする。心が健康な人は感謝の心(ありがとうの心)で対人関係を構築するため、心に苦痛が生じないのである。だが、感謝の心がない人は、対人関係がどんどん悪化し、うつ気分に陥る。そして、うつ気分を放置すると思考不全(うつ病)となる。うつ気分が増幅するのは、人間が持つ欲─「認められたい、ほめられたい」という気持ちが過度になり、底なしに求めてしまう。例えば、自分の欲を満たすためだけに、営業成績を上げる活動を行う。社内やチーム内の調和を図ることなく、自分だけ「認められたい・ほめられたい」と営業成績を稼ぐために活動をし続ける。一見、会社・チームのために一心不乱に活動しているようであるが、『私(俺)が、会社やチームのために「してやっている」。私(俺)がいるから会社は業績を高めている。私(俺)だけを、「認めて欲しい・ほめて欲しい!」という「A:あたりまえ思考」が占めている。』そして思考障害をもつ経営者や管理職は、「何で貴様は、営業成績を上げられないのだ?能無しが!」などと社員やスタッフへ非難・罵り、暴言を放つ。この思考障害を持つことが、家庭や社内の対人関係を崩壊させ、最終的には孤立してしまう。人間は、孤立してしまうと、不安から恐怖となり、思考不全(うつ病)となってしまうという仕組みだ。「10人の組織内に1人(10%)のうつ病の社員が存在すると、その組織の生産性が25%減少するのです」(相良氏)と、組織として明らかに損失を被るのである。「ほめられたい、認められたいという欲が過剰になると、“利己的な頑張り”をし過ぎて疲れてしまい、周りとの関係も悪くなります。


20160819_005 思考障害が不安や心配を持ち込み、不安が重度化すると孤立し恐怖を抱き思考不全「うつ病」となります。世間では、うつ病は心療内科にかかって、薬を処方してもらい服用して治癒するということが正しいと認識されております。企業や団体でも、うつ病の社員・スタッフは休職させるか退職を推奨いたします。そうではなく、うつ病の方々を自らの組織で改善に導くことが最善です。マイナス80に落ち込んだ心の疲れの方々は、プラス80になる心のパワーを持ち合わせているのです。心の疲れを自社で改善に導き復帰することで、生産性が以前よりプラス15%となります」(相良氏)
 自社で「心の疲れ」の改善策を持つ、これからの経営者やリーダーは、一人ひとりの精神構造分析の知識を身につけることが必要と相良氏は語る。「うつ病の社員やスタッフを見極めて、社内・組織内から排除せず“ありがとう”の思考を再教育することです。再教育によって再び戦力をなってくれるでしょう。精神構造分析を知ることで、心の本質(深層心理)を知ることができます。その結果自分も見え、相手も見えます。先日発生した神奈川県相模原市の障害者施設での悲惨な事件の加害者のような同じ思考を持つ人物は、どこでも隠れているのです。それは、残念ながら対人関係の希薄さで経験を積んでいないのです。今後、経営者やリーダーは、そのような人物を見極める力が必要となります」と力説する。薬に依存することなく、心の仕組み(精神構造分析)を理解したカウンセリングと、思考障害を修正する再教育を実施することで、一般に言われる「うつ病」は、予防や改善ができるのである。
(1の冒頭に述べている通り、精神病や身体の機能上に障害が生じている場合は、専門医の診療と薬の処方が必要)
 相良氏の精神構造分析による“心の健康教室”を中心とした活動は、陸上自衛隊の駐屯地や自衛隊学校のかたが学び、うつ病の予防・改善やカウンセラーの養成が実施されている。
 相良氏が開催する“心の健康教室”は、ほとんど心理学などの専門用語は使っていない。分かりやすく、心の仕組みと本質を学ぶことができる。企業や団体、チームの活性化のために是非ともこの機会に、受講することをお勧めしたい。

(つづく)
【河原 清明】

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■さがら療法 「心の健康教室」

<日 時>
9月3日(土)、9月4日(日) 午前9時~午後5時

<会 場>
本部内研修室
(福岡県嘉穂郡桂川町大字吉隈1143)

<講 師>
相良五郎(NPO法人 人間賛歌 理事長)

<受講料>
5,000円(資料代含む、別途弁当代500円)

<後援>
西日本新聞 筑豊総局

<お申し込み>
◇FAXでのお申し込み
用紙に必要事項に記入し送信
FAX:0948-65-3648

9月3日開催分の申し込み用紙 9月3日開催分の申し込み用紙

9月4日開催分の申し込み用紙 9月4日開催分の申し込み用紙

※クリックで拡大

◇メールでのお申し込み
メール本文に下記必要事項を記入し送信
(1)参加者氏名、(2)住所、(3)電話番号、(4)メールアドレス
E-Mail:sagaraki@maple.ocn.ne.jp

※FAX・メール等で申し込みできない方は電話でお問い合わせを(TEL:0948-20-9019)

 
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