2024年05月19日( 日 )

九州地銀の株価~高安まちまち

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 4月15日の日経平均株価(終値)は、前日比▲63円2銭の1万6,848円3銭で取引を終えた。4月12日から1,100円を超える値上がりに、小休止と言ったところなのかもしれない。14日のダウ平均株価も小幅な上昇で取引を終えている。日経平均株価の流れを受けて、九州地銀7行(東証上場)の株価も、高安まちまちだった。
 九州地銀7行(東証上場)の株価推移表(表2)を見ていただきたい。

この表から見えるもの

◆4月15日の株価
 値を上げたのは九州地銀7行中3行。十八銀行が前日比+2円の256円。宮崎銀行が+1円の287円。佐賀銀行が+1円の215円と、いずれも小幅な上げだった。
 値を下げたのは4行。大分銀行は前日比▲8円の342円。九州FGは▲6円の596円。西日本シティ銀行は▲3円の204円。ふくおかFGは▲2円の385円だった。

◆前年比・増減率について
 前年同日比で大きく株価を下げているのは、ふくおかFGの▲241円の385円。増減率は▲38.5%。次が宮崎銀行の▲165円の287円。増減率は▲36.5%。
 増減率のマイナストップは、西日本シティ銀行の▲42.5%で、▲151円の204円と、かなり厳しい状況が読み取れる。

4月12日からの3日間で九州地銀7行の株価は3連騰したものの、前年と比較すると大きく値を下げているのがわかる。今後は、各行の個別業績が問われることになりそうだ。

【北山 譲】

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