1万7千円台を回復した日経平均株価
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21日の東京株式市場は、ニューヨークのダウ平均株価が1万8096.27ドル(+42.67ドル)で引けたことや、外国為替市場で1ドル=109円台後半と、円安ドル高が進んだことを受けて、日経平均株価は全面高の展開となり、前日比+416円54銭の1万7318円44銭で取り引きを終えた。3月29日以来、22日ぶりに1万7千円台を回復した。
その流れを受けて、九州地銀7行(東証上場)の株価(終値)も上昇。別表の九州地銀7行(東証上場)の株価推移表(表2)を見ていただきたい。
この表から見えるもの
◆新年度に入り、前期末から大きく値を上げているのは、ふくおかFGで+26円の393円。次が十八銀行で+14円の264円。続いて宮崎銀行が+13円の287円となっている。
◆西日本シティ銀行は前日比+4円の203円と200円台に戻してはいるが、ふくおかFGのほぼ半値に近く、大きく差をつけられているのが分かる。
◆九州FGは前日比+11円の615円となったものの、前期末の649円に対しては▲34円となっている。また大分銀行も前日比+4円の342円と値を上げてはいるが、前期末の351円に対しては▲9円となっている。九州地銀7行のうち、前期末比マイナスは九州FGと大分銀行だけとなっており、熊本地震の影響が深刻であることが読み取れる。
はたして明日以降、日経平均および九州地銀の株価はどのような動きを見せるのだろうか。【北山 譲】
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