2024年04月16日( 火 )

ベール脱いだ博多マルイ 1万人以上の声を反映した店とは

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kitte 4月21日に「KITTE(キッテ)博多」の核テナントとして開業した「博多マルイ」は、2年近くを掛けて綿密な準備を行ってきた。その中心的役割を担ったのが消費者参加型の「お客様企画会議」と「コミュニティサイト」だ。商品や店舗企画について消費者の声を吸い上げ店創りに活かしてきた。意見を提供した消費者は今年1月の段階で延べ約1万人に及ぶ。出来上がった店は1階から6階までカフェを配したほかアパレルの割合を3割に落とし食べ物、雑貨などの物販が数多く入居した。

 東京の丸井に頻繁に通ったという消費者は「尖った店舗がなく、かつての丸井らしくない」と語る。一方で「敷居の低い気軽に立ち寄れる店」とも指摘する。これはマルイ担当者が企画会議で度々発していた言葉だ。会議参加者によると「こういう店が欲しいという声に向き合い、テナント招致や設計などでだんだんとそうした声が反映された店創りになっていった」と舌を巻く。

 博多マルイ開業後の22日も「コミュニティサイト」は開かれおり今後も変化を遂げていく可能性が高い。

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