自分で作る家具をより正確に～グッデイがShopBot導入

　ホームセンターのグッデイは3月末、最新デジタル工作機器を備える「ファブラボ太宰府」（福岡県太宰府市）に最新機器「ShopBot」を導入した。「ShopBot」はCNCミリングマシンと呼ばれ、コンピューターによって刃物の動きを制御し、デジタルデータ通りに加工することができる。これにより今まで手作業では難しかった加工が可能となる。九州のホームセンターで導入されたのは初めて。

　ShopBotにより複雑な曲線を正確に切り抜くことができるほか、立体的な切断を行うことができ、自分が考案したデザインで制作できるとのこと。4月４日のプレス公開では、ShopBotで椅子作りの実演が行われ、ものの数分で椅子の型取りが行われた。
　ファブラボ太宰府は一般の人でも気軽に利用でき、レーザーカッターや3Dプリンターなどを使用してものづくりが体験できる。女性スタッフが常駐し、“作る楽しみ”を広げていくために、ワークショップなども定期的に行われている。

ShopBotはパソコンで操作する

板をカットしていく

ShopBotで制作した椅子
完成した椅子にはペインティングができる