フィリピンからブラカン州市町村長らが来福
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フィリピン中部・ブラカン州市町村長らが、4月24日(月)~25日(火)の日程で来福している。目的は視察。24日は太宰府天満宮やみやま合同発電所を巡り、日本の歴史的建造物やメガソーラー施設を見学した。25日は福岡市東区臨海工場などを見学する予定となっている。
来福初日の24日(月)の夜は、関係者らによる懇談会が開かれた。会の冒頭、みやま合同発電所を手がける芝浦グループホールディングス(株)代表取締役会長兼CEOの新地哲己氏は、「日本で太陽光が普及した理由の一つに、政府が太陽光発電による余剰電力の販売に対して、買取保証を付けたことが挙げられます。太陽光発電事業の成功には政府の協力、そして電力会社との協議が必要不可欠です。また、天候に左右されるので、主電源としてではなく、あくまで補助電源として利用することを念頭に置いたほうがよいでしょう」と話し、今後太陽光事業を推進する意向があるというブラカン州市町村長らにアドバイスを送った。
ブラカン州市町村長連合会会長は、「現大統領は国益優先で物事を進めています。その一環として、大規模な太陽光ファームの計画が進行中です。開発を手がけてくれるデベロッパーを国内外で探しています。今回の視察で、日本の技術力の高さを知ることができましたので、競争は激しいですが、日本にがんばって欲しいと思います」と述べた。
芝浦グループでは今年、フィリピンの男女2名を採用した。今回の福岡視察を通じて、両国間の交流が多方面で更に進むことが期待される。
【代 源太朗】
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