2024年12月11日( 水 )

ドーガンが最大50億円規模の承継・再生ファンド組成

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 (株)ドーガンは、事業承継・事業再生ファンド「九州せとうちポテンシャルバリューファンド」を設立したことが分かった。2018年9月末の最終受付までに最大50億円規模のファンド組成を行う予定。なお、10月1日時点でのファンド規模は23億円となっている。

 投資対象は九州各県、山口県、広島県に本社を置く「潜在価値は高いものの、オーナー経営者の高齢化に伴う事業承継問題や過去からの過剰債務を抱え、将来の成長戦略を描けない中堅中小企業」(ドーガン)。出資者は福岡の大手企業や九州の金融機関が中心で、ファンドの運営管理をドーガンが行う。「金融の地産地消」を掲げる同社の手腕が期待される。

主な投資形態:株式(普通株式、種類株式)、劣後ローン、社債等
無限責任組合員:(株)ドーガン
有限責任組合員:
 英進館(株)
 OCHIホールディングス(株)
 関東物産(株)
 (株)北九州銀行
 (株)十八銀行
 (株)新出光
 第一交通産業(株)
 (株)トクスイコーポレーション
 西日本鉄道(株)
 (株)豊和銀行
 増田石油(株)
 (株)明治産業
 (株)もみじ銀行
 (株)山口銀行
 (株)ゆうちょ銀行

【永上 隼人】

 

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