北九州でヒアリ掘削調査実施、生きたヒアリ発見されず
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ヒアリの発見が続いている。福岡県内では7月21日に博多港のコンテナヤードにできたアスファルトのくぼみ付近で数十個体が発見されて以来、環境省が設置した罠で捕獲されるなどして、ヒアリが発見され続けている。北九州市でも9月15日に太刀浦第1コンテナターミナルで7匹が発見されて、10月2日、12日にもヒアリが確認された。
今月19日、北九州市は太刀浦第1コンテナターミナルで専門家同行のもとにアスファルトの割れ目の奥まで調査を実施したところ、数百匹以上の幼虫や働きアリ、さなぎなどヒアリらしきものが見つかり、ただちに殺虫剤が散布された。この調査を受けて北九州市は22日、太刀浦第1ターミナル照明付近のアスファルト深部にヒアリが生息していないか掘削調査を行ったが、生きたヒアリは発見されなかった。北九州市では25日時点でほかの港湾地域でヒアリの確認はされていないが、現時点ではまだ根絶宣言は出すことができないとしている。
【柳 茂嘉】
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