長く行方不明になっていたことで「幻のダ・ヴィンチ作品」とされる「サルヴァトール・ムンディ」が、ニューヨークのオークションハウス・クリスティーズに出品された。1億ドル(113億円)という予想を大幅に上回る、およそ4億5,000万ドル(508億5,000万円)で落札。クリスティーズによればこれまでの美術品の落札金額としては最高額だという。
かつてバブル経済の象徴ともいわれた、ゴッホの「ひまわり」を安田火災海上保険(当時。現・損害保険ジャパン日本興亜)が落札した際の価格は3,992万1,750ドル(当時のレートで58億円)だった。落札者が誰かは公開されていないが、かつてのように日本人や日本企業が高額落札者に名を連ねるような時代が、現在の景気拡大期の先に来るのだろうか。
【深水 央】
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