2024年04月20日( 土 )

老舗中華の名店「華風 福寿飯店」、ファンに惜しまれつつ閉店

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 福岡市中央区大名に店を構える中華料理店「華風 福寿飯店」が4月28日をもって、閉店した。店の表に張り出された閉店を告げる文書には、スタッフの高齢化と深刻な人手不足が閉店の理由とある。大名に移転してから12年、「西新福寿飯店」から数えると40年もの間、ファンを増やし続けてきた名店も人材難には勝てなかった。閉店時間や店休日を設けるなど、試行錯誤を重ねたが、今までのようなサービスを提供できないことが決定的な閉店理由となったようだ。閉店を知らずに、予約の電話を入れる方も多いだろうが、すでに転送電話となり、閉店と感謝を告げるメッセージが流れてくる。文書の最後にある「次回復活までの充電期間をいただきたく・・・」を信じ、再開を待つしかない。

【東城 洋平】

 

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