2024年05月03日( 金 )

元社員の刑事告訴検討。福岡大同青果

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 福岡大同青果の元社員が100回以上の架空取引を繰り返し、約2億5,000万円を着服していた事件で、同社は懲戒解雇した元社員について刑事告訴を検討している。具体的な架空取引の手口や相手業者について同社は「弁護士に依頼して協議中」として詳細なコメントを控えているが、今回の事件について同社は「あってはならないこと」として再発防止に着手したことを示唆している。

 福岡大同青果は九州最大の青果卸売会社。福岡市中央卸売市場の青果市場の統合・移転にともない16年2月にアイランドシティに移転。15年3月期591億円だった売上高は17年3月期に686億円まで拡大している。

 

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