約９カ月ぶりの副市長は元県教育次長・清水氏～太宰府市

太宰府市役所

　太宰府市の楠田大蔵市長は、7日に開かれた市議会本会議で、福岡県教育委員会の元教育次長・清水圭輔氏を副市長に提案し、全会一致で可決された。

　同市では、前市長・芦刈茂氏が、昨年8月に前副市長を解任して以来、約9カ月半、副市長のポストが空席となっていた。その後、芦刈氏は、市議会の不信任決議を受けて辞職。今年1月に行われた市長選挙で、楠田氏が初当選した。

　楠田市長は、新たな副市長となる清水氏について、県教委OBとしての福岡県とのコネクションや太宰府市の観光スポットである九州国立博物館の開館に関わった経験に期待しているという。