【謎の異臭】春日原小学校で異臭事件～児童7人が搬送

　春日市の市立春日原小学校で12日午前10時30分ごろ、異臭が発生して男児5人、女児2人が救急搬送された。

　異臭は同校校舎3階の5年生の教室で発生し、児童らは「香水やマニキュアのような臭いがした」と話していたという。臭いを嗅いだ児童は頭痛や気分の悪さを訴えて、児童1人が嘔吐した。嘔吐と異臭との因果関係はわかっていない。

　体調不良を訴えた児童らは午前11時ごろに、福岡大学筑紫病院に2人、福岡徳洲会病院に3人、福岡赤十字病院に2人が搬送された。児童らの症状は軽く、正午ごろに、徳洲会病院に搬送された3人が学校に戻っている。

　春日市教育委員会によると、搬送された全員が「過呼吸」と診断され、午後2時30分までに5人が学校に戻ったという。異臭の原因は午後6時30分現在、特定されていない。