2024年04月26日( 金 )

大正時代の姿を再現、新生「門司港駅」グランドオープンへ

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 九州旅客鉄道(株)は、25日、改修工事が進む「門司港駅」を、2019年3月にグランドオープンすると発表した。老朽化に対応するため、12年9月から改修工事が進められている同駅。生まれ変わった姿を見られる日が、待ち遠しいという人も少なくないだろう。

 新生「門司港駅」が掲げるテーマは「世界に1つだけの魅力的な駅」。駅舎1階には「スターバックスコーヒー門司港駅店(仮称)」が出店するほか、2階には「JRKYUSHU SWEET TRAIN 『或る列車』」のスイーツコースを演出している成澤由浩氏が料理を監修するレストラン「みかど食堂 by NARISAWA」もオープンする。
 いずれの店舗も、大正3年(1914年)当時の門司港駅の姿を復元するという今回のコンセプトに合わせ“大正ロマン”の雰囲気を感じさせる内装を計画しているという。


1Fカフェ内装イメージ
淡い黄色に塗装した腰壁と天井


2Fレストラン内装イメージ
こげ茶色のワニス塗装を施した腰壁と天井

 九州における鉄道の玄関口として、門司港のシンボルとして、100年後も愛される場所となれるのか、注目される。

新生門司港駅外観イメージ

【代 源太朗】

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