2022年01月22日( 土 )
by データ・マックス

USJ出身者らが、沖縄でのテーマパーク・プロジェクトを始動

 沖縄県での新たなテーマパーク事業の実現に向けて、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ)出身者や地元企業らが動き出した。

 USJを運営する(株)ユー・エス・ジェイの元CMO(最高マーケティング責任者)の森岡毅氏が代表を務めるマーケティング会社の(株)刀(本社:東京都品川区)は22日、地元有力企業3社や近鉄グループと共同で準備会社を設立したと発表した。新たに設立された準備会社(株)ジャパンエンターテイメント(本社:沖縄県那覇市)は、刀のほかに、オリオンビール(株)(本社:沖縄県浦添市)、(株)リウボウ(本社:沖縄県那覇市)、(株)ゆがふホールディングス(本社:沖縄県名護市)、近鉄グループホールディングス(株)(本社:大阪市天王寺区)が共同で設立。準備会社の代表には、刀のメンバーの加藤健史氏が就いた。

 今後、ジャパンエンターテイメントでは、テーマパーク事業の展開に向けて、調査・分析や土地の選定、コンセプト策定などの準備を進めていく。テーマパークを起点に地元経済の活性化や、沖縄を日本の観光戦略の要としていきたい考えで、2020年代前半の開業を目指す。

 かつてUSJでは、政府や地元・沖縄の支援を受けるかたちで、沖縄県北部の国営海洋博公園に総額600億円を投じてテーマパークを新設する計画を立てていた。だが、15年11月にUSJが米ケーブルテレビ大手に買収されたことで、新設計画は白紙に。そして16年5月に、政府や沖縄県へ計画撤回を報告した。

 今回、準備会社の代表に就いた加藤氏も森岡氏と同じくUSJ出身であり、USJ在籍時には沖縄での新パーク開発のプロジェクトリーダーを務めていた経歴をもつ。USJ出身者らによる、沖縄でのテーマパーク事業への再挑戦が始まることになる。
 

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