
宮田学園(学園総長:宮田道郎氏、理事長:宮田智栄氏)は21日、創立25周年記念の祝賀会をホテルニューオータニ博多で開催した。参加者は、同グループが運営する西日本国際教育学院と専門学校国際貢献専門大学校の学生1,411名に加え、職員92名、来賓者139名の総勢1,642名。
同学園は1992年4月に東和国際教育学院(現・西日本国際教育学院)を開校し、2012年4月に宮田学園を設立、14年4月に専門学校国際貢献専門大学校を開校した。同学園は日本人と留学生の双方を対象に、国際社会で活躍できる人材を「日本語」と「日本のこころ」で育てることを目的としている。そのため、日本語を覚えるだけではなく日本の規律やマナー、礼儀作法なども教育の一部とし、特別講師を招いての文化教育実習や地元の中学生との交流などを盛んに行っている。

謝辞に立った宮田道郎学園総長は「これまで日本一の学園を目指し、初志貫徹、一念道開くの精神でひたすら前に進んできた。とくにSARSが中国全土に猛威を振るっていた中、前を進み続ける信念を曲げずに中国の学校に訪問し、約200名の入学に繋がったことは忘れません」と25年間の歩みを振り返った。宮田智栄理事長は参加者の方々に感謝を示し、「25周年は発展途上。まだやり残していることはたくさんありますが、日本からの国際貢献を次の50周年に向けて広げていくようにさらに邁進してまいります」と意気込みを語った。
同学園は20年4月、福岡市南区に4年制大学の国際貢献専門職大学を開学予定。92年開校時の信念をそのままに、50周年に向けてすでに動き始めている。
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