2024年04月30日( 火 )

日経平均株価急落~前日比▲822.45円の21,268.73円

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 【表3】を見ていただきたい。朝方終わった24日のニューヨーク株式市場は、米中貿易摩擦の長期化により、「世界景気が停滞し、企業業績に悪影響がおよぶとの警戒感」や、サウジアラビア人記者死亡事件で、「緊迫する中東情勢の先行き懸念も高まっている」との見方から、ダウ平均株価は前日比▲608.01ドルの2万4,583.42ドルと大幅な下げとなった。
 その流れを受けて、25日の東京株式市場は、米国株の急落を嫌気した売りでほぼ全面安の展開となった。

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 【表1】、【表2】を見ていただきたい。日経平均株価と九州地銀の株価の推移表である。

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この表から見えるもの

◆今日25日の日経平均株価は、一時前日比▲886円78銭の2万1,204円40銭と、取引時間中としては4月4日の2万1,238円18銭を更新し、最安値を付けた。終値は前日比▲822円45銭の2万1,268円73銭で今日の取引を終えている。

◆この1カ月余りで、日経平均株価および九州地銀の株価は大きく変動しているのがわかる。
 9月21日の出来高は207万株と200万株を突破。株式市場は活況を取り戻し、10月2日は始値・高値・安値・終値とも最高値を付けたが、それから1週間余り経った10月11日、前日比▲915円18円の2万2,590円86銭と大幅な下げとなった。それ以降、わずか2週間で株価は1,300円余り下落し、今日の終値は2万1千円割れ寸前となっている。

◆九州地銀で大きく下げたのは、ふくおかFGで前日比▲134円の2,715円(▲4.70%)。次が十八銀行で前日比▲145円の3,205円(▲4.33%)となっている。
 はたして日経平均株価は明日以降どのような動きを見せるのだろうか。あたかもトランプ占いの様相を呈しているかのようだ。

【(株)データ・マックス顧問 浜崎裕治】

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