2024年04月23日( 火 )

2018年を振り返って―誰もが「我が勝手」どうする!!~2019年―我々の覚悟

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 幼い子どもが「我が勝手」ならまだ大目に見られる。老人レポーターとして名を馳せている大山眞人氏が「老人は誰も彼もが我が勝手」と見捨てるように呟く。ここまではまだ個人レベルの話である。

“ゴーン欲の塊”によって再びニッサンは業績悪化か

 一度は救世主であった人物が、サタンになり下がるかもしれない。『ゴーン欲の塊』排除を法的な策略で行った日本人最高経営責任者西川氏。仮に完全にゴーン氏を排除できたとしても、ニッサンの業績回復の糸口はみられない。(1)リコール問題を抱える国内での販売不振、(2)ゴーン氏に代わって国際戦略を大胆に展開する人材もいない。一番の根本原因は20年間もゴーン氏をトップに据えていたことである。ただ、日本経済のためにはニッサンは沈むわけにはいかないのである。

安倍さん、トランプの犬か!! 

 ニッサンという自動車国際企業が沈むのも“大事”だが、政界、いや国家運営も今、大試練に立たされている。『美しい国づくり』を政治信条にしてきた安倍首相はアメリカではなく『トランプの犬』に成り下がる様相を呈している。
 安倍首相自身の部下掌握のポイントは“おべっか使い”を登用していることがその核心である。政治家も官僚も「覚え目出度きの忠誠心」を発揮する。

 ところが、トランプ米大統領との関係に目を転じると安倍首相自身が『トランプの犬』として存在感を誇示している。いわれるままに最先端の武器の購入を増大させ2019年予算案では武器購入費が突出しているのだ。今後のアメリカとの通商交渉においても妥協につぐ妥協をしていくであろう。よく考えてみよう!!「犬コロ忠誠心」で接してもトランプが感謝の念をひとかけらも抱くわけがない。「安倍は俺の忠臣だ」と図に乗るだけであろう。
 安倍さん!!貴方は誇るべき日本を“トランプの犬コロ”に仕立てるのか!!「我が勝手」な首相だ。

トランプvs 習の面子の張り合いの果て

 トランプ大統領の評価すべきところは「公約は忠実に実行する」の1点だけである。お粗末極まりないのは国家組織の運営、幹部たちの使い方であろう。まるで一族会社の使用人扱いである。折しも新年早々の米国国防省トップ辞任の報道も流れている。FRBトップの更迭説も流れたが、これは否定した。大臣・長官クラスはプライドをもった知性に富んだ連中である。「こんな頭脳足らずの下で誰が働くか!!」と腹のなかで批判しているに違いない。
 トランプは優秀な人材でも正論を吐き意見が対立すれば、即刻、クビにする「我が勝手」な奴よ!!

 中国共産党総書記・習近平氏の野望も凄い――「アメリカを抜いて世界のトップに君臨する」と豪語している。中国は長い間、世界トップだったのだから、その覇権を取り返すプロジェクトには多数の中国人民にとって気分爽快なことだ。ところが習氏は「生涯現役」を超えて「生涯総書記」というように権力に固執している。中国の歴史を少し学べば誰もが「毛沢東と比較しても習の功績は、その足元にもおよばない」と断ずる。習総書記も我が名誉を後世に残すことだけに執着する「我が勝手」な人よ。

 そしてこのトランプvs習の面子の張り合いの果てに2019年は大動乱時代に突入する。「我が勝手」な対立には中途半端な妥協はない。
 我々庶民は「我が勝手」に生きて抵抗するしか道はないのか!!

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