2024年12月13日( 金 )

東洋新薬、農水省のスマート農業開発・実証プロジェクトに参画

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 (株)東洋新薬(福岡市博多区、服部利光社長)が、農林水産省が推進する、ロボット、AI、IoTなどの先端技術を生産現場に導入した「スマート農業」の実現に向けた「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト」の委託先に決まった。

 スマート農業推進の背景には、国内の農林水産業における担い手の減少、高齢化の進行などによる労働力不足が深刻な問題となっているといい、現場では依然として人手に頼る作業や熟練者でなければできない作業が多く、省力化、人手の確保、作業負担の軽減が重要な課題となっている。

 同プロジェクトでは、ベジタリア(株)(東京都渋谷区)、(株)ゼンリン(福岡市北九州市)、同社のグループ会社である(株)東洋グリーンファーム(熊本県菊池郡)を加えた4社でコンソーシアムを形成。青汁の主要な原料である大麦若葉の栽培に各種スマート農業技術を導入し、栽培から収穫、加工までの技術体系の構築を目指す。

関連記事