2024年03月29日( 金 )

支援者とともに歩み、地域の声を議会に~淀川幸二郎市議

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 福岡市西区姪浜に事務所を構える淀川幸二郎市議は、今期、無所属で立候補し初当選した。新人議員とあって初めての市議会に向け、忙しい日々を送る。それもあってか、「選挙からそんなに日が経っていない印象」とふり返る。

 当の選挙活動は、「がむしゃらにやった」とし、「候補者の立場になって臨むと、全然違う。多くの支援者に助けられました」と述べた。淀川氏は1981年に福岡市西区で生まれ、2008年に太田誠一衆議院議員(当時)の秘書として政治の世界に足を踏み入れた。

 折しも自民党には逆風の吹いていたころで、淀川市議は「この時の選挙活動が一番大変だった」と振り返る。「あいさつ回りに行っても『自民党にはもう(票を)いれん!』と言われたこともあったし、罵られることもあった」その後、古賀あつし衆議、浦伊三夫福岡県議の秘書を経た。

 議会では最前列の席となったこともあって、「緊張と1議席の重さ」を感じつつ、今期は「子育て医療の拡充」を訴えていく。「現在、通院に対する福岡市の医療費助成の対象は小学校6年生の児童まで。これを(入院に対するものと同じ)中学校3年生までに対象を拡げたい」

 淀川市議自身、6人の子どもをもち、保育園の保護者会やPTAなどで会長を務める。初議会に臨んでは「1つ1つ、議論を尽くしていきたい」と地元、支援者の応援を背に活動していく。

【小栁 耕】

関連記事