「宇久メガ」一部進展も着工までに残された課題
2019年7月3日 09:19
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長崎県佐世保市宇久島で計画されている国内最大級の太陽光発電所(宇久メガソーラー)建設に一部進展があったことが関係者への取材でわかった。
農地に発電所を建設するため、農地転用の許可を得ることが必要だったが、6月末に開催された佐世保市農業委員会において賛成多数で承認された模様。賛成した委員からは複数の条件が提示されていたという。これを受け7月1日、長崎県の担当者が視察のために現地入りした。10日に県としての最終的な判断が下される。
ほかにも着工までにクリアしなければならない課題がある。森林法で定められた林地開発許可申請において、同事業で対象となる用地は約1000筆あり、進捗状況は不明ながら、時間を要しているのは間違いない。
海底ケーブル敷設をめぐっては6月末時点で地元漁業組合との合意形成がなされておらず、難航している模様。着工後の当面の作業員約130名分の宿舎確保についての住民説明会が開催されたが、住民側の反対により2カ所続けて合意が得られていない。
「8月末の着工を予定している」と関係者は話すが、はたしてそれまでに条件は整うのか。
【東城 洋平】
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