• このエントリーをはてなブックマークに追加
2020年01月10日 07:30

ハウスメーカーとして培った技術力を基盤に 多彩な建築物を手がける総合建築企業へ進化 一樹百穫 

建設業
(株)OZ工務店

各種施設の施工へ拡大中

代表取締役 小川 和敏 氏
代表取締役 小川 和敏 氏

 1997年10月、小川工務店として創業した当社は、自社設計の建売住宅や注文住宅を中心に、デザイナーズアパートなども手がけ、住空間を楽しむお客さまから高い評価をいただいてきました。最近でも、耐震、省エネ、劣化対策、維持管理対策などの点で最高クラスの等級を得た2020年基準品質クリア住宅「ONE’S CUBE」を手がけ、大きな反響を得ています。

 そんな長年培ってきた技術力は住宅以外の業界からも注目いただいています。クリニック開業などを支援する(株)医歯薬ネットとの連携もその1つで、同社が手がける案件の北部九州エリア内での施工を当社が担当。現在、整形外科、産婦人科などのクリニックの建築に関わっています。

 同社とは単に施工会社として連携しているのではなく、施主である開業医と設計の段階から意見を交換。当社が得意としてきたイニシャルコストを抑えながらも機能重視、独自性を演出するプランをご提案し、施主である医師からも大きな信頼を得ています。ほかにも、介護施設やオフィスビルなどの建築物、木造、RC、鉄骨に至るまで幅広いニーズに対応できる技術力を備え、当社は総合建築業としてさらなるステップアップを目指しています。

社歴や年齢に関係ない社風

社内風景
社内風景

 当社では現在、20代から60代まで各年代の社員がチカラを発揮しています。1つの案件を成功させるためには営業も施工管理も職種を超えてアイデアを出し合って進めなければならないため、日ごろから社員同士のコミュニケーションはとても大切にしています。

 当社ではトップダウンや上司が1から10まで指示することはほとんどありません。社員には大きな裁量を与えていますので、案件は担当者が中心となって進めます。担当者は、課程を考えながら、時には悩みながらも成功へ向けて業務にあたります。

 もちろん周りへの相談や協力は惜しむことなく行いますので、若手がベテラン社員に気軽に相談したり、先輩が経験の浅い社員を指導しながら仕事をしている光景は当社では普通のことです。仕事以外でも若手のほうから「飲み会をしたい」と「社員旅行を計画したい」など活発に提案され、実際に実行されています。社歴や年齢、性別の垣根がほとんどなく、1人ひとりの個性を尊重する当社は、自分らしくチカラを発揮できる職場です。

ものづくりの技を次代へ

訪問看護ステーションcocoro
訪問看護ステーションcocoro

 住宅、医療クリニック、介護施設、福祉施設、オフィスビルと幅広く手がけている当社では、今後も建築物の仕様や内容にはこだわらず、幅広く取り組んでいきます。住宅に関しては現在、年間40棟ベースで建築に取り組んでいきます。(株)医歯薬ネットとの連携はさらに強化。今後、クリニックや福祉関係の建物については前年比を超す件数へ増やしていく計画です。

 事業領域については、福岡市に拠点を置きながらも久留米・筑後地域、北九州地域などにも広げていきたいと考えています。さらに最近注目しているのが沖縄です。これまで木造住宅が少なかった沖縄では、近年、木造住宅のニーズが高まっています。木材の流通やプレカット工場など木造建築に必要な体制が整いつつありますので、進出計画も現実味を帯びています。

 一方で木造住宅の建築が少なかったため、沖縄では大工が不足しています。そこで長年住宅建築に関わってきた当社では、大工の育成にも関われたらと考えています。設立以来培ってきた技術で沖縄の大工を育てられるのであれば、次世代を牽引する人たちに技術を惜しみなく教えていくつもりですし、沖縄の発展に貢献できたら嬉しいことです。

チャレンジできる環境

資格取得の支援制度も充実
特建事業部 工事課 主任 中山正人

 事業としては、お客さまからニーズをいただいた案件であれば、たとえ過去に経験がない案件でも社員全員で研究し、挑戦していきたいと考えています。そのチャレンジ精神は、当社が望む人物像にも当てはまります。

 当社が求めるのは、好奇心旺盛な人。入社時点で経験は不問です。実際に、前職はカラオケボックスの店長だった20代の男性が未経験から入社し、今ではRCビルの施工管理として活躍しています。好奇心をなぜ重視するのか。それは社員が好奇心をもって取り組んだことは、その社員の経験やスキルを向上させるだけでなく、会社の貴重なストックにもなるからです。

 企業は、個人の集合体でもありますので、社員1人ひとりのスキルアップが企業のパワーアップに直結するのです。建築業は、建築士や建築施工管理技士といった資格取得が必要な業界でもあるため、その支援制度も整えています。資格学校への通学を希望する社員には学費を一部負担しますし、業務時間も融通します。もちろん取得後は資格手当を支給します。縁があってOZ工務店で働いてもらうようになった社員たちにとって、会社が自分の可能性に挑戦できるフィールドでありたいと考えています。

<COMPANY INFORMATION>
代 表:小川 和敏
所在地:福岡市城南区茶山4-3-36
設 立:2005年9月(1997年10月創業)
資本金:3,230万円
TEL:092-836-5800
URL:https://ozkoumuten.co.jp/

25周年記念出版雑誌 『一樹百穫』 一覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

     

トップニュース

2020年02月24日 07:00

日本発の「折紙工学」産業化に向けて離陸へ(4)NEW!

 萩原氏は1996年、東京工業大学教授に転じた。日産時代はアメリカの安全基準をクリアすることに精一杯だったが、「外に出てみて振り返って考えたときに、改めて衝突について...

2020年02月24日 07:00

【業界ウォッチ】第54回スーパーマーケット・トレードショー2020~Future Store “Now”NEW!

 幕張メッセにおいて2月12日~14日、スーパーマーケットを中心とする流通業界に最新情報を発信する商談展示会「第54回スーパーマーケット・トレードショー2020」が開...

2020年02月23日 07:00

日本発の「折紙工学」産業化に向けて離陸へ(3)

 こうした製品化への応用が進む折紙工学だが、萩原氏が折紙工学の研究に向かうきっかけは自動車の衝突対策であった。萩原氏は1972年、工学系の修士課程を終えて日産自動車(...

2020年02月23日 07:00

コンビニ業界大激変時代~月刊コンビニ 編集委員 梅澤 聡 氏(6)

 セブン-イレブンは、従業員の作業時間と作業量の削減を目的とした省人化の実験を19年7月「セブン-イレブン町田玉川学園5丁目店」(東京・町田市)でスタート、同年12月...

2020年02月22日 07:00

日本発の「折紙工学」産業化に向けて離陸へ(2)

 折紙工学を基に実用化された製品も登場してきている。萩原氏は、衛生用品の大手メーカー、ユニ・チャーム(株)と共同で、平面の紙を立体的に表現する「折紙工学」を応用してフ...

2020年02月22日 07:00

コンビニ業界大激変時代~月刊コンビニ 編集委員 梅澤 聡 氏(5)

 チェーン本部がいま最も腐心するのが、店舗運営におけるコスト削減である。納品時の検品レスやスライド棚による作業軽減、食器洗い機の導入、カウンターフーズのセルフ販売、発...

2020年02月21日 17:23

【熊本】動き始めた熊本空港アクセス鉄道~熊本地震が“追い風”

 熊本県で長年懸案になっていた熊本市街地と熊本空港を短時間で結ぶアクセス交通の整備計画が動き始めた。2016年4月の熊本地震への復興支援が“追い風”になり、定時輸送で...

2020年02月21日 16:56

『第10回日本山岳遺産サミット』に参加して

 「第10回日本山岳遺産サミット」が2月15日(土)、東京都千代田区一ツ橋にある一橋大学講堂で開催された。日本山岳遺産サミットとは、2019年度の日本山岳遺産認定地の...

2020年02月21日 16:28

通期予想、達成厳しいイズミ、MV九州、ナフコ~主要6社、1月末現在の売上高進捗状況

 2、3月期決算まで残すところ1~2カ月を切った。そこで月次売上増減率を公表している6社を対象に1月末現在の売上高の進捗状況を調べた。

2020年02月21日 15:00

厚生労働省公表の「ブラック企業」2月18日発表 福岡労働局分

 厚生労働省は17年5月から、労働基準関係法令に違反し書類送検された企業の一覧表をホームページに掲載している。

pagetop