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2020年01月01日 07:15

【提言】IR誘致成功こそが都市福岡の未来への発展の原動力 一樹百穫 

占部建設(株)占部 康行 会長

本社社屋
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挑戦する意欲をなくすと福岡の発展は即刻ストップ

占部 康行 氏
占部 康行 氏

 占部康行会長が占部建設(株)を実父から引き継いだのが、1978年11月のこと。30歳で社長に就任してからさまざまなことに挑戦してきた。

 ホームグラウンドの宗像市から福岡市に本社を移し、2007年4月には現所在地に本社を構えた。福岡においても数々の人脈ネットワークづくりに奔走した。これまでアグレッシブに事業を進めてきた占部会長が危惧しているのは、「最近、どの経営者も挑戦する意欲を失っている」ということである。

 現在、福岡発展のために最大限に尽力しているのは「IRの誘致」である。占部会長は1人ひとりの経営者たちに「福岡のためにIRを誘致しよう」と呼び掛けるものの、異口同音に「どうしてそんなリスキーな案件の旗振りをするのか!」と反論される。

 また、「福岡は苦労しなくても発展していくではないか」という脳天気な意見も多い。占部会長は「都市・福岡は現在、時の利、地の利に恵まれているから発展しているにすぎない。しかし、常に挑戦するという意欲を失くしたならば、未来はなくなるはず」という持論を展開する。

勉強せずに反対の声を挙げる

 占部会長は「IR誘致というと『カジノ・賭博場誘致』と思い込んで反対する。あまりにも無知、勉強せずにマスコミによる扇動に動かされている経営者が多い」と憤慨する。

 IRとは統合型リゾートの総称である。カジノ解禁を柱とした「特定複合観光施設区域の整備に関する法律案(IR推進法案)が16年に国会で成立。18年7月には「IR実施法案」が成立している。占部会長は「国策による推進を上手に活用して福岡の発展に寄与すれば良いと考えている」と語る。

 「賭博、カジノと聞けば、即座にギャンブル依存症を連想する人が多いが、カジノ利用者は入館にあたって厳しいチェックを受けるため、パチンコや競艇場のようには自由に入場できない。暴力団関係者ではないかなど、身元調査も厳しく、一般利用者もかなりの規制を受ける。一般人が一山当てようという目論見で利用することは困難であるため、自己破産者が続出するという事態は到底、考えられない」と解説する。

 (1)カジノの発祥地ラスベガスに行けば明白で、30年前の賭博場という暗いイメージはない。(2)国際会議やトップ業種(たとえばモーターショー)の展示会が目白押しである。(3)また長期滞在型の施設も充実しており、家族用のリゾート施設としても活用されている。

 IR法案は日本に現在の変貌したラスベガスのようなIRを3カ所設置する構想なのだ。占部会長は「IRは都市型リゾートであるから福岡のような大都市でしか成立しない」と力説する。

 占部会長は19年7月にマカオ大学主催の「グローバルリーダーシップ育成プログラム国際統合リゾート経営管理学」を受講し、資格を得た。この講座は50名を超えるメンバーが受講した。「顔見知りの受講生を数多く見かけた。長崎からも参加していた。過去のセミナーで知り合った全国の仲間たちとも議論した。全国どこのメンバーも誘致を勝ちとって地域振興に役立てようと真剣そのものであった」と報告してくれた。「自ら先頭に立ち、お手本になる」ことが占部会長の信条で、まさにそれを実践している。

若者たちのパワーには敬意を表する

 占部会長は若者たちにも「IRの福岡誘致」の意義を機会あるごとに説いてまわった。その結果、19年9月30日に(一社)福岡青年会議所(以降、福岡JC)主催による「九州IRシンポジウムin福岡」と銘打ったセミナーが九州電力本社屋内にある電気ビルみらいホールで開催された。

 「IRプロジェクトを福岡に誘致」する目的での集まりは初めてのことである。「東京・横浜地区、大阪についで福岡でも手を挙げるよ」と意思表明した意義は非常に大きい。興味ある関係者たちが、約250名集まり、議論が白熱したそうである。

 「いやぁ、若者たちの熱意と行動力には久しぶりに感服させられた。9月30日のセミナーの成果が非常に大きいことは後々わかるだろう。福岡JC所属のメンバーたちを筆頭に今の若者たちは、大義を理解してくれたら、一心不乱に行動力を発揮してくれることを知った。やはり社会改革はどの時代でも若者の力で成就されるということだ。現代でも変わらないな」と感動する。

 さぁ「IR=都市型リゾートを福岡へ誘致する」大きなうねりを起こそう!

【青木】

<COMPANY INFORMATION>
代 表:占部 歓久
所在地:福岡市博多区石城町12-5
設 立:1978年11月
資本金:5,000万円
TEL:092-283-6006
URL:http://urabe.co.jp/recruit

25周年記念出版雑誌 『一樹百穫』 一覧

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