2024年04月19日( 金 )

ワークマンプラス福岡吉塚店オープン 福岡県5店舗目

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 (株)ワークマン(本社:群馬県伊勢崎市、小濱英之社長)は10日、福岡市博多区に「WORKMAN Plus 福岡吉塚店」をオープン。この日は大阪、山形、宮城、福岡と、4府県で6店舗を同時オープンさせた。

 同社は1980年から作業用品とアウトドアウェア店「ワークマン」を全国に800店舗以上展開するが、18年9月、取扱商品はそのままに、店内での商品訴求や陳列方法を変更し、ファッション性やカジュアル性をクローズアップした新業態「WORKMAN Plusららぽーと立川立飛店」を出店した。

 これまで培ってきた作業着としての、撥水・防水機能や保温効果、通気性能など、高機能を有しながら、カジュアル衣料としてもアピールしたことで女性人気が急増。女性ファッション雑誌や出産・育児サポート誌、テレビの情報番組などで取り上げられるなど一躍、話題のチェーンとなり、日経トレンディ「2019ヒット予測100」で1位に選ばれた。同社は、今後の出店は「WORKMAN Plus」業態で行い、既存店からの業態転換も進めるとしている。 

 10日午後1時頃店舗に訪れると、通常の作業用品店ではほぼ0に近い女性客が11人居て、改めて女性人気の高さがうかがえた。これからのシーズンに活躍する防寒着や、同社の人気商品でもあるカジュアルシューズ売場が客を集めていた。

 シューズは一般的な外観のシューズながらもそのほとんどが、安全靴や食品厨房でも使える耐油・耐滑性を持った機能性シューズ。女性人気急上昇のきっかけともなったのも、耐油・耐滑性に優れた「ノンスリップシューズ」だった。子供を連れて歩く主婦や歩行が不安定になる妊婦に、雨の日でも安心と話題になった。

 福岡では、3月14日の「福岡和白店」「門司店」、9月12日の「福岡今宿店」「大野城仲畑店」に続き、WORKMAN Plusとしては5店舗目、既存店舗もあわせると27店舗を展開しており、今後プラス店舗への切り替えを進めるものと見られる。

 プラス人気を受け、未出店であった鹿児島県にも6月に「WORKMAN Plus鹿児島中山店」を出店。全国で未出店は宮崎県のみとなっている。

【吉田 誠】

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